1月22日
能登半島地震から22日目
かほく市内ではほぼ断水復旧
一部の町会は下水道が使えない状況が続いております
地震の影響で
家の被害が大きかった地区もあります
友人知人も多くお住まいの地域ですので
折に触れて
被害のあったお宅にお邪魔しておりますが
(罹災証明や今後の生活再建についての情報を持っていったり)
そんな中
地震で家が傾いてしまった友人宅にお邪魔してきました
30センチほど家が傾いたそうです
現在は 断水も解消
電気も通っているので
一応 生活はできるとのことで
在宅避難中
傾いた家の中を見せていただきましたが
ここで生活していると
三半規管がおかしくなり
めまいしたり頭痛くならないのかな・・・と心配になりますが
住んでいるご本人
今のところ 大丈夫だと
気丈に話される
ついでに
「お昼ご飯食べてって」
と お手製おでんをごちそうになる
傾いた家のテーブルとイスは
当然傾いているワケでして
「ランチョンマットひかないと いろんなものが
転がるかズレてくる」
と重厚なランチョンマットを敷いて
滑り止めされているという工夫
傾いた家でも
生活はできているワケですが
こちらも友人のことを
あれこれ心配しますが
本人
「ねーねー 家傾いて 3キロ痩せてんよ」
と嬉しそう
え?
地震のストレスで食べれてないのか?
と思いきや
家傾いて
足とお腹に力入れないと立ってられないから
筋トレになったみたい
まじですか・・・
こんな前向きな被災者もいるわけでして
わたしの心配はよそに
生活再建についてさくさくと進めていること
傾いた家での生活が筋トレになっていること
なんと逞しい方なんだと
安堵して
おでんをごちそうになってきた
不安は不安を呼びますが
逞しさは逞しさを呼ぶ
わたしも逞しくあろう
被災者から元気をいただく