能登半島地震から21日目

 

市民の方から

ご意見やお声をいただく

「ペット防災」について

 

東日本大震災 熊本地震をきっかけに

環境省では災害時においてのペット防災として

同行避難を勧めています

 

しかし

能登半島地震において

避難所にペットを連れて行けない

二次避難したいがペットを置いていくわけにいかない

など

まだ ペットとの避難について躊躇している状態

 

ですが

「おいて行かない」

ために

 

避難所にペット飼育スペースを設けたり

獣医師会が立ち上がり預かり支援など急激に進んできたようです

 

市民のみなさんは

こうしたニュースを目にして

「本市はペット防災について大丈夫なのか」

と言うご意見をいただきます

 

何せ

能登もそうですが

地方は

こどもの数よりペットの数の方が多いと言われます

 

参考まで

「同行避難」

「同伴避難」は何が違うかと言いますと

 

 

同行とは 飼い主とペットが共に避難することですが

避難所は別です

 

同伴とは避難所でも飼い主と一緒に居られる環境であることです

 

全国の自治体では ペットの室内避難所の指定などを行うところも増えてきたと思います

※かほく市はペット室内避難所指定しております(飼い主さんとは別の避難所)

 

 

1月1日の地震が起きた時

各避難所には

ワンちゃん猫ちゃん連れの避難者も

避難所の運営されている方の許可を得て可となっておりました

 

防災士としては

いざというときのために

ペット防災についても飼い主さんが避難計画を準備することも必要だと思います

 

動物が苦手または

アレルギーの方もいらっしゃいますので

ペット同伴避難はなかなか難しいところですが

特別 問題はなかったと聞いております

 

おさらいとして

かほく市のペット防災は

 

基本 同行避難となりまして

飼い主さんとペットの避難所は別になります

指定された飼養場所を設けます

(例 お近くの小中学校の工作室 図工室など)

 

同行避難の準備として

ペット用の避難用品や備蓄品の準備をすること

(最低3日分のエサとトイレ用品、ケージ)

↑は飼い主さんが準備していただく様にお願いします
 

避難所や避難ルートの確認
 

ペットが逃げ出さないよう

または行方不明にならないよう備えているか
(首輪やチェーンの確認

迷子札やマイクロチップ装着などによる所有者明示を行いましょう)

 

 

環境省は同行避難を推奨しておりますが

避難所に入れず車の中で避難され

ストレス エコノミー症候群になられる方もいます

 

まずは 避難所の責任者 防災士の方にご相談ください

そして飼い主の方は

マナーとペット用避難用品の準備もお考えくださいますよう

お願いいたします

 

そして

今後について

同行から同伴避難へ

ペットは家族と言う認識へと変わってきていることを踏まえ

同伴避難できる避難所を指定することは必要と考えます

 

 

いま気になってること

 

 

 

 

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