かほく市で
地域猫活動をされている
かほく猫の会さんの事務所を見に行ってきました
かほく猫の会さんでは
基本的に保護猫預かりはしておりませんが
地域猫活動する上で
仔猫やケガや病気の猫を一時保護されております
元気になったら
譲渡会を開催して里親さんを探す活動もされております
1月1日の能登半島地震でも
かほく市では震度5強
今まで経験したことのない揺れを経験しましたが
かほく猫の会さんで一時保護されている猫10数匹
も怖い経験をしたと思います
あれから 12日が過ぎ
少しづつ平常を取り戻しつつありますが
猫の会さんに行き 猫たちの様子を見てきました
地震の際も猫たちもパニックで失禁する子も多かったそうですが
今は平穏な猫シェルター
が 1匹だけ異変が
写真の白黒の子は
シャペくん(仮名)と言いますが
1年以上前に
彼は地域猫活動で捕獲箱に入ってた子です
去勢手術をしリターンしようかとしましたが
獣医さんから この子はこのままでは死んでしまう
宣告を受け
猫の会でお預かりすることになりましたが
彼は 超ビビりで
威嚇のシャーが半端なく
お世話をしているときでも
猫の会のスタッフの方が引っ掛かれたり
流血することも度々あり
ずっとケージの中にいたまま 1ミリも動かず
誰にも心を開かないままでいた子なんですね
「誰も俺に近づくな」
そういう目線でいる子でした
扱い的には「危険」な子
そんな彼が
地震から
自らケージを出てきて
なんと
なでさせてくれた!
しかも 素手で
スタッフさんから
危ないからやめた方がいいですよ
と言われましたが
目が優しくなっていて
シャーを言うような感じでもないなと思いました
一応 彼に
「触っていい?」
と許可を得て なでさせていただいた
「怖かったね」と言いながら彼をなでる
目がとろんとして そのまま寝てくれました
1年間 誰にも心を開かなかったシャペくん
スタッフが威嚇されながらも
引っかかれながらもお世話してきましたが
こうした進歩があったこと
きっかけは地震からですが
猫は猫なりに何かを感じたようです
こうした中でも
猫のお世話をしてくださっている
かほく猫の会さんに感謝