1月5日

 

能登半島地震から5日目の朝です

地震から我が家の上空を毎朝ヘリが北に飛んでいきます

 

1機や2機ではありません

かなりの数のヘリが

頻繁に半島の方向に飛んでいく

わたしの住んでいる地域は半島の付け根ですから

ヘリの通り道

 

かほく市も被害があり

地震当日から昨日まで

市民の生活を守るために活動してきましたが

今日あたりから

被害が大きい地区を除き

日常に戻りつつあるような気がします

 

今も 我が家の上空をバリバリと音を立ててヘリが飛んでいく

 

ようやく落ち着いて

地震の被害の大きさを目の当たりにしている状況です

 

半島という立地条件

交通のアクセスが分断され

なかなか救助を必要としている人

支援物資を必要としている人にいち早く

支援をするためにはかなり困難を極めている状況と聞いております

 

そんな中

毎日 飛んで行くヘリを見上げながら

 

「頼みます」

と祈るような気持ちと

 

わたしには翼がない

 

という気持ちになることも事実

 

翼があったら飛んでいけるのに

わたしにも輪島市 珠洲市に親族はいます

息子は七尾市に勤務しています

友人知人も多くいますが

いまだに連絡が取れない方もいます

憤りを感じるのも正直な気持ちですが

 

落ち着いて考えて

今は何を優先させるか

まずは地元を守ること第一

 

翼がなくても

わたしにもできることはないか?

と考えることでした

 

能登半島の各地では

過酷な状況だと思う

 

そんな中 

救助隊の方

消防の方

警察の方

自衛隊の方が毎日 救助復旧に頑張っている

 

ここは

「お任せする」ことではないかなと思いまして

 

そして次に

翼がないわたしができること

を模索しています

 

支援物資について全国の多くの方から

お問合せがきております

それらを整備して

「今」というときに運べるようにする交通整理

 

わざわざ遠方から持っていきますという方もいますが

能登半島は交通規制がかかっておりますので

一般車両が入れない状況ですので

中継点としての役割もできるのではないか

 

災害ボランティアセンターが立ち上がった時

行ける準備をすることもできますね

 

非常事態だからこそ

考える力を育てたい

 

それが

心の翼になることもあるんじゃないかなと思う

 

ヘリを見上げながら

いろんな思いが交差しますが

今日は今日でわたしができることを模索していこうと思う

 

救助のみなさまには感謝しかない

今日もお願いします

 

 

 

ありがとうを伝えたい人

 

 

 

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