11月28日

 

夜は友人と

宝塚花組全国ツアー公演 に行ってきました

(宝塚ファン約30年です)

 

金沢公演には毎回行ってますし

時には 兵庫県の宝塚大劇場にも足を延ばすこともあります

 

ジェンヌの磨かれた芸と煌びやかさ

もしかすると非現実を味わいに

現実逃避かもしれませんが

美しく そして 磨かれた芸を鑑賞することは

わたしにとっては現実を生きるための大事なものだったのかもしれません

 

ジェンヌをフェアリー

と言いますが

実は わたしたちと変わらぬ人間であることを

忘れてはいけないんだと思う

 

芸が磨かれるには

彼女たちの直向きなお稽古や努力があるもので

その中で苦しみやしんどいこともたくさんあると考えるが

 

それを見せない

のが宝塚なのかもしれません

 

何事にも

光と影

というものがありまして

 

光輝けば輝くほど影は延びる

 

そのバランスがあることを

わたしたちは考える必要があるのだと思う

 

対価を払ってチケットを入手するお客さんのために

彼女たちは必死にお稽古をしていることを想像します

 

わたしたちが手にするチケットには

煌びやかな美しさだけではなく

彼女らの涙と汗も入っていることを忘れてはいけない

 

今回の公演では

セリフにもありましたが

 

「切ない」

がテーマだったとわたしは感じた

 

切ない

寂しさや悲しみなどで胸がしめつけられるさま。つらくやるせない気持ち。

@コトバンクより

 

切ない

という言葉に「切」という感じがあてられているのは

調べますと

 

「切」には

大切にする 大切に思う 大切に扱う

という理解があるそうですね

例として

切に願う

なんて言いますよね

 

大切にしているものが

傷つけられたり 失うことになったり

自分の力ではどうしようもないとき

「切ない」となりますよね

 

そこに愛しみの心があればあるほど

切なくなる

と言う経験をされた方もいると思う

 

もしかすると

ジェンヌたちも同じかもしれない

 

だからこそ

今回の公演での

切ない

が舞台からひしひしと感じる

 

 

見えないところを

見せていく

そして 変えていく

時代なのかもしれません

 

というより

わたしたちが感じとり一人ひとりが考えることで

昔ながらの古い体制が変わっていくのではないだろうか

 

 

今までどおりは

楽なことなんですよね

 

ジェンヌはどんどん入れ替わる

新しい時代の方が古い体制で行うことは辛いだろうと思う

 

宝塚だけではないと思う

昔から変わらないルール 体制があるところは

その方が楽なんでしょうね

 

なぜなら

変えるのは大変だから

 

が 変えないから失ったものもあるワケで

 

いろんな思いを巡らせながら

観劇してきました

 

一ファンとして思いれ深い公演でした

 

そして 他人ごとじゃないという意味でも

起きていることは 限られたところで起きているのではなく

身近なところでもあるかもしれないと誰しもが考える必要はある

 

今回も素晴らしいショー

そして 味わい深い演技

ありがとうございました

 

 

 


 

 

今日の楽しみは

 

 

 

 

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