11月25日
ナイトミュージアム
ASUNA 100 Keyboards
いしかわ百万石文化祭2023 事業
西田幾多郎記念哲学館 ホワイエにて
金沢市出身 現代音楽家ASUNA氏による
100台以上のオモチャ製のキーボードで
不思議な音響現象を構築する音楽パフォーマンス
とトークセッションに行ってきました
哲学館前には
21世紀美術館のアートバスも来てましたね
(金氏徹平氏デザイン)
哲学館の円形の空間ホワイエと現代音楽との融合
とても楽しみにしていました
ホワイエを真上から見下ろすと
キーボードの曼荼羅
まずは 哲学ホールで
ASUNA氏からオモチャ制キーボードのパフォーマンス誕生のお話や
物理的側面 科学的側面から
不思議な音響現象についてお話しを伺いました
芸術的センス
ある・なしと自分でジャッジしてしまいがちですが
どうも ASUNA氏のお話を伺うと
物事を違う側面から見て感じて考えることに
アートが生まれるというお話をお聞きした
アート
表現ですが
違うものだからこそ 興味が湧くというものがあります
すなわち 新しさ
というものではないかなと思う
あの人にできて
わたしにできない
ということありますが
違うことを発見する力
いかに 研ぎ澄ませているか
または 考える力があるかなのかもしれません
どう思うと
自分の表現は何をどのように使うか
誰かと同じようにしていても「つまらない」ものでして
見る人聞く人を感動させるのは
個性なんだと思う
哲学館の学芸員さんとのセッションでもに
西田哲学との共通点の話題が出ましたが
あとで聞く100台のキーボードの音と西田哲学のいう「矛盾」を
耳から感じるワケですね
100台のキーボードが醸し出す
不思議な音楽
実に繊細で音の破壊力さえ肌で感じる
(音で矛盾を経験できます)
サイト・スぺシフィックな時間を過ごせました
外見だけでなく音色や性能においても独自の存在を
定義するほどの特徴を持っていることが想像できます
いい夜だった
なお
「ASUNA 100 Keyboards」は
12月8日(金)9日(土)
金沢21世紀美術館 プロジェクト工房でも行われます