11月6日
石川中央都市圏議会研修
石川中央都市圏議会連絡会とは・・・
金沢市、白山市、かほく市、野々市市、津幡町、内灘町
における連携中枢都市圏を形成し
4市2町の連携によって
「石川中央都市圏ビジョン」を推進している活動です
今年はANAホリディイン金沢スカイさんが会場
4市2町の議会議員さん方が集まっての研修会です
行政課題研究会として
今回は
金沢市観光協会 CMO 遠藤由理子先生の
「世界の観光動向と高付加価値への取り組み」
という講義をいただいてきました
金沢市観光協会のHPはこちら
わたし自身 かつて観光業界で働いてきた経験もあるので
興味深い内容でした
観光とはなにか
ツーリズムと言いますが
日本語というのは実に面白くて
光を観るということがツーリズム
人が移動して何かしらの体験から発見を得るという理解があるのではないか
とわたしなりに感じることがあります
見る 食べる 触る
旅行に行く中で
飲食や文化に触れるだけでなく
スポーツや農業 あらゆる体験もツーリズムだという定義において
幅広い産業において
ツーリズムは観光産業として経済波及効果があるというお話
コロナを超えて
今年の観光客の実績数
とくにインバウンド
インバウンド(inbound)
訪日外国人旅行者のことを言います
2020年 東京五輪の影響でしょうか
旅行業界 サービス業界 各流通に
さまざまな影響が考えられていたのですがコロナでストップ
3年の時を経て
外国人旅行者が日本に何を求めているのか
サスティナブル
という言葉がありますが
今回の講義で何度も出てくる
サステイナブルSustainable
持続可能なという理解ですが
SDGsもあり
サステイナブルツーリズムとは
観光地の本来の姿を持続的に保つことができるように
環境汚染や自然破壊などの現象が起こらないよう
地域の文化や自然環境に配慮し
本物を体験し味わうことなどを通し
観光地に住む住民と観光客が共に満足し潤える考え方を言います
本物
という言葉もよく出てくるように
作り上げずに
あるものをそのまま付加価値をつけて提案することでもあると思うんですね
金沢市では
そもそもある伝統文化 工芸
セリを見るツアー
下町情緒のある裏路地の居酒屋を訪ね歩くナイトツアー
まで 幅広くあらゆる提案をされているそうですね
価値をつけるには
価値を考える
または
ターゲットを絞る
様々な提案をいただいた
本市は観光に弱いと言われていますが
まずは
なにに価値を見出すのか
というお話でしょうか
伝統文化になると歴史が浅い町ですので
難しいのかと
では 普段の日常生活の中で見出すことなのかもしれない
灯台下暗し
意外と価値は近くにあると思う
青い鳥にあるように
わたしたちは価値を身近であるがゆえに
見落としがち
もう一度よく 本市の良いところを探すことから始めないとと思う
わたしは
「アレ」だと思いますよ
貴重なお話ありがとうございました