暇な時

というより

時間調整で 予定と予定の隙間時間は

ほぼほぼ 本を読んでいる

 

 

 

ジャンルは様々ですが

タイトルや帯に記されている強調された言葉に惹かれて

手に取ることが多いでしょうか

 

今回は「同調圧力」

 

わたしの中では

和を以て貴しとなす

という 聖徳太子の有り難い言葉が

日本には 伝統的に伝わっていますが

 

これを

皆で同じ方に向いて いる事が大事なんだよ

同じことしてる人が正しいんだよ

という 同調圧力となるものではないか

と考えております

 

正さの押し付けですから

悪気がないものでして

おそらく 想像ですが

それが

「同調圧力」である

と意識していないのでは?と思う

 

同調圧力の真逆は

わたしの場合

調和

ではないかなとも思う

 

「みんなと同じじゃない」

という責め方で合わせてもらうように持っていく方法ではなく

「あなたのそれもいいんじゃない」

とどこまで合わせられるか

 

相手に合わせてもらうのではなく

相手にこっちが合わせられるかが問われる社会なのではと

常に思うことある

 

本書には

タイトル通り

「丸め込む」ずるい言葉

 

〇どうなっても知りませんよ

〇みんなが迷惑している

〇世の中そういうものでしょ

〇今どきこれくらいじゃないと

〇ポジティブじゃないと

〇ひとりだけずるい

 

などなど

シチュエーションに応じ

わかりやすく

相手の心理とその言葉から抜け出す考え方が記されている

 

ハッピークラシー

(「幸せHappy」による「支配-cracy」)

についても記されていましたが

 

ポジティブになりたくてもなれない「問題」があるんですよね

 

わたしも人に言われた経験がありますが

負に陥ると

「それは アナタに必要な経験だったからよ」

「それくらいで悩むの?」

なんて言われると

それくらでくよくよしている自分が悪いんだと

更に落ち込んだ経験がありました

 

これもポジティブじゃないダメという罠でして

その負のルーティンから抜け出せなくなることもあるワケです

 

つまり ただポジティブになることは

問題解決にはならないということ

 

本書には

不登校や格差社会

差別 LGBTQ+ いじめ

パワハラ セクハラなどなど社会問題にも切り込んでおりまして

ヒジョウに興味深く読ませていただいた

 

みんなと違う あたなはおかしい

そして

みんなと 違う自分が悪い

と言う 負の連鎖は実に悲しい

 

人は孤独なんだけど

孤独になりたくないから

「群れる」

それが正しいと思い込んで群れる

これも いじめ問題につながる

自分が孤独になりたくないから群れる

 

違っても いいじゃない

という 気持ちが

ホントの

和を持って貴しとなす

というものではないだろうかと

 

隙間時間の読書タイム

 

 

 

 

暇な時にしていること

 

 

 

 

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