7月21日

 

かほく市飼い主のいない猫避妊手術費助成事業について

今年度に入り

石川県内の地方議員さんが視察に来られることが多くなりました

 

 

 

白山市 中能登町 志賀町

そして 今回は穴水町

 

かほく市では

昨年 かほく猫の会さんというボランティア団体が立ち上がり

かほく市内の野良猫問題解決に

あくまでもボランティアで活動し

日々汗をかいて活動されています

 

不幸な猫を増やさない

をスタンスに

ご相談があれば 市と連携をし

捕獲 手術 リターン

地域猫として猫を見守る活動推進をされています

 

野良猫問題は

かほく市に限らず

日本のどこでもある話だと思います

 

むやみにエサを与えないで下さい

 

という指導は解決策ではないこと

 

「増やさない」ということに重点を置くことが

時間がかかるものですが

長いスパンをかけて解決に向けて動くのが

まずは「避妊と去勢手術」となるのではないかと考えます

 

こうして 地方議員さんがかほく市をお訪ねになり

本市の取り組みとかほく猫の会さんの活動を説明する中

 

どの議員さんも

「相談があるまで 猫問題は自分の町にあったと知らなかった」

と仰います

 

それはなぜか

 

まさに

サイレントマジョリティー

声なき声 なんですね

 

野良猫の悩まされる方々は

ご近所トラブルになるのではないか

となかなか声を出せない

 

そして もう一つ

エサを与えてしまう側も

相談しにくい

どんどん増えてしまい

どこにどう相談していいのかわからない場合もあります

 

つまり

お互いに見て見ぬふりが

猫を増やしてしまうことでもあるのではないかなと感じるワケです

 

ですが

行政やボランティアの方々が

真剣に取り組んでいることを知っていただけると

声は出しやすいのではないかと思う

 

そして 相談受け入れる側が

どれだけ自信を持っているか

 

昨日の市の担当者さんは

自信を持って対応される覚悟が見えるワケですよ

(ボランティア団体と連携をしっかりされているからですね)

 

 

 

今年の1月1日から

かほく市では野良猫に対する避妊と去勢手術費助成事業がスタート

したことで

行政としても 野良猫問題解決に本腰を入れたことにより

 

 

「相談件数が増えている」

という担当課の方のお話

 

つまり

声をあげやすくなった

ということ

 

声をあげなければ

解決に至らないこともあるワケです

 

野良猫に対する避妊と去勢手術費助成は

ボランティア団体だけでなく

区町内会 個人の方でも助成を受けることができます

 

罪悪感を手放して

まずは 声を上げることが大事だと

改めて考え深い 視察受け入れでした

 

穴水町でも解決の見通しがつきますように

心から願っております