6月2日

 

かほく市は雨の1日でした

午前中は宇ノ気小学校で行われた

寸心忌に出席

 

かほく市が生んだ偉人

世界の哲学者 西田幾多郎先生の命日を寸心忌と言います

(命日は6月7日)

 

毎年 この日には

宇ノ気小学校の校庭にある

寸心碑の前で

「寸心忌」

が行われます

 

寸心 とは 西田先生の居士号

 

寸心 = 心の隙間にあるもの

 

所謂 自分の中にある気持ちについて

ちょっと考えてみる ということです

西田哲学とは その心の中にある

引っかかるものや気になる物事を

考えてみませんか?という学問だと思うんですね

 

献花を行い 西田先生の功績を讃えた後

午後からは

西田幾多郎記念哲学館 哲学ホールで行われた

 

石川県学童話し方大会

に出席

今年は70回目と実に歴史が古い行事です

 

 

7人の児童の

まさに寸心に合わせて

心の隙間に残った気持ちを考え発表してくださいました

(宇ノ気小学校6年生の皆さんと一緒に拝聴しました)

 

 

どの児童も

声も発音も素晴らしく

日頃 自分が思っていること考えていることを

立派に発言されていました

 

 

また 哲学館の学芸員さんの 哲学のお話も

わかりやすく興味深く聞くことができました

西田先生の命日 ちょっとした心に気にかけたことを考える日

ということで 今日はそんな日にしたいですね

 

そして

大会の講評をされる先生から

上手は話し方についてもお話があり

 

話し方「かきくけこ」

 

か 顔を見て話す

き きちんとわかりやすく話す

く 口をしっかり開けて話す

け 敬語で話す

こ 声の大きさに気を付けて話す

 

これは相手に失礼がないように謙虚にお話をしましょうという理解です

 

そしてプラス

 

心に響く話し方は

 

①話の内容が豊かであること

自分の実体験を基にすること

(本で読んだ TVで見た ネットで調べた走っているだけ)

ちゃんと自分で経験したことを話す

 

②話す態度が優れているか

(いばった態度、上から目線での話は相手は聞き苦しい)

つまり相手を思いやって話す

 

③技術 間の置き方や強弱など

 

いずれにせよ

謙虚さがあるかどうかだと先生はお話されていました

 

 

どちらにせよ

コミニケーションという意味では

必要なことです

 

この 話し方かきくけこ 

学童児に向けての

コミニケーションスキルですが

 

なんか

大人のわたしたちにも

言えることだったりすると思うんですよね

 

こどもであろうが

大人であろうが気を付けたいこと

 

児童のお話も

先生のお話も実に良かった

たくさんメモしても近りました

これも 西田先生のご縁としていただき

大切な教えとさせていただきます