飛騨市視察レポート③
飛騨市役所 総合政策課さんにお邪魔いたしまして
ふるさと納税についてお話を伺ってきました
飛騨市さんは
ふるさと納税をどのように有効活用されているのか
キチンと公開しているんですねー
担当者さん曰く
「ふるさと納税してくださった方に
納税してよかったと思ってもらえるようにしています」
もう・・・
意識が素敵すぎます
ふるさと納税をしてもらうために
飛騨市さんの公約は
市民の声を取り入れた血の通った事業に使います
寄付者の想いを取り入れます
寄付の使い道を明確に報告します
とある
しびれますね
そして
使い方が明確であること
応援したくなる事業が
町づくりに まさに「攻め」の姿勢が見えますね
頑張っている人に応援したくなるものです
ふるさと納税のサイトについても
デザイン 見える化が繊細かつ わかりやすく
相手のためを思って頑張って作られているのが見える
ですので ふるさと納税額がグンっと上がり
約18.9億円
廃線となった旧神岡鉄道の線路を利用したレールマウンテンバイク
音楽 芸術家育成プロジェクト
子供たちの夢を叶えるドリームプロジェクト
オリジナル映画製作なんて・・・いいじゃないですか
その他 茅葺屋根の保全や
環境 教育 まちづくり
そして まちの問題解決するための事業として
猫の殺処分ゼロを目指す
「日本一新しい猫助けプロジェクト」
空き家を利用した猫シェルターを中心に
猫勢調査?!
猫問題解決のために猫勢調査にご協力ください
とある
目を違いましたが
こちらも ふるさと納税を活用したものだそうで
市民全戸配布
回収率は3割と思った以上に市民の方はご協力していただいているようですね
猫問題
(多頭崩壊 野良猫増える)は
オールジャパンの課題だと思いますが
飛騨市さんでも 深刻な状況のようです
猫が増えてしまう理由は様々ありますが
不幸な猫を増やさない活動として
「飛騨市ふるさと納税活用ソーシャルビジネス支援事業」として
寄付金から経費を差し引いた額を実施事業者(猫シェルター運営会社)に交付
されているとのこと
猫シェルターでの保護猫の管理と譲渡
今後は
保護猫と暮らす高齢者見守り事業
保護猫の専門病院の設立や猫の最期を看取るホスピス
猫勢調査をすることで
更なるニーズ 問題解決に向けた取り組みの参考にするとのこと
なお 飛騨市さんでは 地域猫活動(TNR)している箇所もあるとのこと
(市民ボランティアさんが奮闘されているそうです)
こうして 民間力で
猫問題から
猫をとおして高齢者の方の見守り活動まで
幅広く活用されている模様
この後
猫シェルターを見に行きましたが
・・・観光地化・・・されておりまして
これもまた まちづくりを担う役割があるようですね
さすが 攻めの姿勢に脱帽
続きは 猫シェルター編です