3月20日
おかげさまで
本日 誕生日を迎えることができました
50をまわると
自分では
これ以上 年を重ねたくない
という正直な思いもございますが
自然の流れに反する
自分勝手な思いでございますので
そこは横に置いておきまして
まずは
誕生日を迎えたことを喜んでおります
サプライズで
仲間のみなさんが
お花を贈ってくださった
恥ずかしいやら
申し訳ないやら
ですが
ここは素直に
ありがたく受け取りました
(お花ありがとうございます)
今は亡き 祖母が
「この子はお彼岸生まれだから あの世(おちら)に近い」
ということを
言っていたのを幼い記憶で覚えていまして
幼い
わたしは
「あちらに近いって・・・」(天国?極楽浄土?あの世?死の世界?」
オカルトチックに捉え
ものすごく 自分が怖かったのを記憶しています
いつ・・・お迎えが来るのだろう
死んだらどうなるんだろう
寝るとき考えたら眠れなくなるとか
かと言いながら
わたしの誕生日前には
お彼岸だからと
仏壇の準備やお墓参りに連れていかれ
「あちらに近い子」
とご先祖様に添えられていた気もする
よくわからない
目に見えない世界って
怖いですよね
コロナのような
パンデミックにおいて
わたしたちは
得体のしれない
解明されていない
目に見えない
先が見えない
物事に関して恐怖を覚えた経験をした
それと同じで
幼いころは 死の世界っていものがよくわからず
「あちらに近い子」と言われ
なにがなんだかわからず
成長していくうちに
今現在
50を超えると
身近な方々の死と直面することも多く
改めて 「あちら」を考えることも多くなりましたが
お通夜とは
お坊さんが法話で話す
故人通して 皆さんが繋がる場
と言います
ようは
現実に生きるわたしたちが
どう生きているか
を振り返ることなんだと思う
祖母の言う
「あちらに近い子」
だからこそ
現実を考える
表裏一体
死後の世界を考えるより
年をとり
死を考えるより
生を考える
どう生きているかな?
残されている
わたしたちがどう生きているかな
誕生日を迎え
あえて 今の自分の生き方について考える