パエリア

 

わたしが作ったのではない

友人が作ったパエリアを差し入れしていただいた

 

先週から

6日間 断水という経験から

この期間中

ご飯を作れない状態にあったのですが

 

持つべきは友で

 

「ご飯食べにおいで」

「お風呂入りに来ていいよ」

「洗濯うちでしたら?」

という水回りに関しての

友人知人のありがたい声にどれだけ

励まされたか

 

この際 お言葉に甘えることがありました

(その節は お世話になったみなさま

お声かけくださいましたみなさまに感謝申し上げます)

 

命の水

であり

水を使わなければ食事できないのである

食も命の源

 

 

そんな時の

手料理の差し入れはありがたかったし

普段 食事の準備をする主婦として

 

「人の作ったご飯は格別美味しい」

と感じるのは わたしだけだろうか

 

一応 ほぼ毎日のように

何かを作り続けているわたしですが

自分の料理がまずいということではなく

自分好みに味付けはするのですが

美味しいというより

料理をする過程を知っているので

美味しくする(あくまで自分好み)ので

そんなもんだと思うワケですね

 

つまり 驚きがないワケです

 

人が作ったのは

作る過程を見ておりませんし

新たな味の発見や自分が労力を使ってないということもあるのか

 

すごく

驚きがあって

「美味しい」と感じるのだと思う

 

つまり サプライズですよね

(思いがけないこと)

 

驚きというスパイス

 

自分の作った料理は

自分好みに作るので 当たり前になりがち

自分が知っている味で完成させますが

 

人が作ったのは

どんな味なんだろうとなるワクワク感

どうしてこんな味になるの?

なんでこんな具材使うの?

美味しさと共に好奇心をも誘う

 

そして 作ってくれたという

愛というスパイス

 

ホントに 美味しい手料理をたくさんいただいた

 

断水から復旧しておりますが

今夜もキッチンでご飯を作りながら

いかに 人が作った料理が美味しいか

考えてみた

 

今夜わたしが作った

クラムチャウダー・・・普通に美味しいが

スパイスが足りなかった

 

それは 自分の味を知っているからだ