市民文教常任委員会レポート②

 

筑紫野市にお邪魔させていただきました

 

 

↑レポート①はこちら

 

①にも記したように 筑紫野市さんの庁舎は5年前に完成

まだ 真新しい

スタイリッシュで陽がいたるところから差し込み

明るい雰囲気の庁舎内

 

これは視察とは関係ありませんが

庁舎に入った瞬間目についたのが

 

「庁舎内コンビニ」

 

職員さんにお聞きすると

わたしが以前から 必要だと考えていた

 

「福祉コンビニ」でした

 

市役所や公共施設や病院にコンビニが進出しているケースは多い

市役所に訪れる市民の方

または職員さんには憩いの場としても

また何かと便利ではないかと思うことあります

 

では

福祉コンビニとは何かと言いますと

障がい者の自立支援に向けた取り組みの一環として設置されたもので

障がい者の雇用を行っているほか

コンビニの一般的商品だけでなく

市内の障がい福祉サービス事業所などで生産された授産製品も販売している

コンビニもあります

 

つまり 障がい者の自立支援を行うための

コンビニでもあるワケです

 

ローソンさんや

セブンイレブンさん

また筑紫野市さんのように

ヤマザキショップさんなど

福祉コンビニに着手している市役所は徐々に増えてきます

 

視察を終え

少し時間をいただき

職員さんに案内していただき

筑紫野市さん福祉コンビニを見せていただいた

 

 

15時頃行きましたので

お弁当やサンドイッチコーナーはすっからかん

店員さんにお聞きすると

職員さんのランチタイムではほぼ完売するとか

 

 

ホットコーヒーサービスは

市役所を訪れた市民のみなさんが

何かしらの時間調整 時間待ちの間にご利用されるとか

 

 

その他 お菓子やバレンタインが近いので

バレンタインコーナー

雑貨 文房具などコンパクトなお店ですが

急ぎの時に さっと購入できる

ありがたい存在

(筑紫野市のお土産ものも販売してて

行政視察でお越しになった方の手土産やお茶菓子もここで購入できますね)

 

店員さんに ちょっとお話をお伺いすると

日中は 聴覚障がい者の方をはじめとする

障害をお持ちの方が店頭に立ち接客をされているとか

(精神障害者の方 自閉症の方など)

 

平成18年度に障害者の就労支援として

「障害者自立支援法」の施行がありましたが

行政の取り組みとしての就労支援は

特別支援学校の卒業後の進路としての

施設や作業所の整備など福祉的就労の支援が中心で

一般企業への就労支援は

特別支援学校の進路担当者とハローワークにお任せですが

 

こうして行政が障がい者の方の就労に携わり

かつ 市民も職員さんも便利って

一石二鳥ではないかと

わたしは以前より注目しておりました

 

コロナ禍で

福祉コンビニを導入している自治体になかなか

視察に行けませんでしたが

思いがけずこちらで出会うというご縁

 

また 今後も詳しく取り組み事例を調べて

勧めていきたいものです

 

※市役所にコンビニほしい

市民のみなさん

かほく市役所職員さん声かけてくださいね