まゆちゃんから

借りた本です

 

A GUIDE to KUROISO

(栃木県、黒磯。あたりまえに未来が生まれる町)

 

栃木県、黒磯。

あたりまえに未来が生まれる町

という本の帯

 

あたりまえ

こうであるべきこと。誰が考えても、もっともであること。

@国語辞典より

 

あらためて 国語辞典で

言葉の意味を調べるほど

あたりまえ という言葉を

ホントに理解していますか?

と突き付けられることがあるから本は面白い

 

つまり

あたりまえであることは

「ごもっとも」という納得が必要なわけです

 

旅行業に長く従事しておりましたが

残念ながら 黒磯には行ったことがない

栃木県ですと

日光とか鬼怒川温泉はございますが

那須塩原あたりはまだ見ぬ土地でもある

 

栃木県黒磯(旧 黒磯市)は現在 那須塩原市

現在は オシャレタウンとしても全国でも有名ですが

はじまりは

シャッター通りとなっていた

商店街の空きアパートからはじまったというカフェが

カフェブームの先駆けとなり

街のにぎわいを創生したという

 

ブティック 古道具屋 雑貨屋さん

よくよく見ると蔵が残る町並みや昭和の面影が色濃く残り

フォトジェニックだったりもする

 

本書には

開拓地としての歴史から

個性的な店主たちのお店や

さまざまな取り組みをきっかけに

多くの方が なぜ 黒磯に来られるかの

秘密が書かれているが

黒磯ガイドブックでもあり

本のページをめくる度に 黒磯に行きたくなる

 

それは

なぜか

 

黒磯の方々は

那須塩原温泉に近いから寄っていって

という

「ついで」を目的としていないからだ

依存していないというのでしょうか

 

衝撃的なのが

「目的地になる」

ということだったんですね

 

通過地点ではなく

目的地になる

(これの意識よ!)

 

わざわざ黒磯に行きたくなる町づくりを目指している

 

30年前の1件のカフェのオープンから

オシャレタウンとして

わざわざ黒磯を目的地にする理由が

一冊にまとめられている

 

なぜ

目的地になれたのか

わざわざ行きたくなるのか

エッセンスが詰まった一冊

(しかもこの本はクラファンにて自主制作本らしい)

 

わたしとしても

人口も増え 若者が移住してくる町ですので

こうした取り組みに対して参考にする必要はないだろうか

 

そのためには

依存しないこと

 

つまり 個性を豊かにすることじゃないかしら?

 

というオチ

これだから「あたりまえ」な町になったこと理解できた

 

何をするか

ではなく

どのようにするか

だと思う

 

まさに ごもっとも でした

 

ぜひ 黒磯に行きたい

今年は行ってこよう

現場視察に行きたくなった

 

 

まゆちゃん

ありがとうね

お借りした本 お返しします