5月18日

北國新聞 朝刊

 

かほく市において

野良猫についての課題

保護猫活動を行う

かほく市民有志のみなさんの「猫の会」が立ち上がりました

 

以前から個々に

ボランティアで

飼い主がいなくなった猫さんや

保護猫さんの避妊または去勢 保護 そして

飼い主さんを見つけるマッチング等を行っているみなさんと

お会いする機会がありました

 

最近は地域猫という活動がありますが

かほく市では

「地域猫」という定義はない

 

わたしのところにも

ご相談は寄せられている

 

「飼い主さんが入院した場合 猫の世話はどうするのか」

「避妊 去勢をしていないので猫が増えて大変」

飼い主のいない猫の増加によるふん尿や鳴き声で困っている方も多い

 

そんな中

ボランティアさんたちは

飼い主のいない猫をなくすために

時間とお金 そして労力をかけて

捕獲 不妊手術を受けさせ繁殖を防ぐという目的において

活動を続けられておりますが

今回 皆さんの過去の活動を記録として

提出していただきますと

288匹の不妊去勢手術を行い

里親探しも112匹と汗をかいておられる

 

お話を伺うと

猫が増えるのは

むやみな餌やり

と言われておりますが

増えるのは「繁殖」でもあるという

 

猫を減らすには

長いスパンでの猫の管理だという

 

この度 設立された猫の会のみなさんは

野良猫の捕獲から手術 管理

そして里親探しに至るまで

これまで個別で行っていた活動を会として

更に市民のみなさんに理解と支援を行うために結成された

 

マンパワーでは限りがあります

 

わたしの方にも様々な被害や苦情の連絡がございますが

今後は市と連携をしていただき

野良猫ではなく

地域猫として市民の皆さんと共に

猫被害から 愛護という視点において見る必要がある

 

猫好きな方

嫌いな方もおいでると思う

どちらのみなさんも共存できるよう

少しでも被害がなくなるよう

お力を貸してくださることでしょう

 

これまで

市の防災環境対策課にも多くの苦情の連絡があったと聞いております

市の職員さんも汗をかき対応していただいておりますが

今後は猫の会の皆さんと共に

最善の対策が進みますよう

わたしとしても期待したいと思います

 

 

猫のまちである「かほく市」

 

命を考える

そしてくらしを考える

共存共栄とはなにか

 

住みよさランキングでも注目のかほく市は

こうした ボランティアのみなさんの汗と涙でも支えられております

 

 

↑過去のボランティアさん活動視察についてはこちら