DV(ドメスティックバイオレンス)

 

2001年に

ドメスティック・バイオレンス防止法」が施行されてから

20年が過ぎた

「配偶者間の暴力は犯罪である」という

(パートナー)

法律ができた

 

夫婦喧嘩は犬も食わぬ

ということわざがございますが

それでは 済まされない「問題」なんだという認識がされてきた

 

DV経験者ですが

今だから言えることです

 

DV加害者 被害者の関係性ですが

支配=支配される

で成立されます

 

加害者は

「アナタの仰るとおりです」

と言う相手には甘く優しい

 

しかし

少しでも 抵抗や否定をすると

激変して 攻撃をしてきます

 

アメとムチの繰り返し

 

攻撃をされて怖い目に遭って服従すると

「怒らせたのは君だからね・・・だから僕の言うことを聞いていればいいんだよ」

と急に優しくなる

 

というか

「怒られたのは君だ」

という責任転換という洗脳でもある

 

そして 脳を麻痺させ

支配というものをパートナーにしていく

 

しかもそれを

「愛だ」と勘違いもしています

 

わたしに言わせたら

愛に暴力(攻撃)はありません

 

DV加害者の特徴として

裏切りという悲しみからの怒りに変容したあり方が

「攻撃」だと思っています

 

怒りの本質は 悲しみから

その悲しみを相手を攻撃するという形にしてしまうのは

俺は傷ついたから

お前も傷つけよ

 

という共依存関係も見えてくるのですが

同じ痛みを味合わせるのも

一方的な自己愛に過ぎないのではないかなとも考える

 

 

しかし

悲しみや怒りの感情は

誰かがスイッチを押したということではなく

そもそも 加害者の心ですので

実は自分が自分で怒りのスイッチを押していることに気づかない

 

それは

悲しいからだ

 

長く信頼していた相手が

変わっていくことを(離れていくことを)恐れる

悲しみを味わいたくない

みじめな自分を見たくない

いろいろな負の感情が沸き上がってくると思いますが

それを攻撃することでかき消す

 

DVは

配偶者 パートナーとの二つの関係性からなるものですが

そこに お子さんがいたり 親がいたり親族がいたりする

 

子供たちが巻き込まれることもあるワケでそれもまた悲しい

 

家庭内だではなく

国と国でも それは見える

それは 公開DVのように見える

 

DVは夫婦パートナーの問題ではない時代

 

見てる私たちは多く悲しんでいる

悲しみの連鎖を断ち切りたい

 

 

孤独を一番恐れるDV加害者ですが

このままではさらに孤独になってしまうことを

気づかないのか・・・

 

やはり 第三者の介入は必要