1月18日
切り絵作家の
坂下奈美さんの切り絵アート展
に行ってきました
(しいのき迎賓館にて)
↑詳しくはこちら
奈美さんとは かれこれ 5.6年のお付き合いですが
解離性同一性障害という障害を持ちながら
作品を制作されています
これまで 折に触れて
奈美さんとお会いし
障害のこと
制作のこと
様々 お考えになっていることをシェアしていただき
障害と上手に付き合いながら
自分らしさを見つける活動を目にしてきました
解離性同一性障害とは
かつては多重人格障害と呼ばれていましたが
複数の人格が同一人物の中にコントロールされた
状態で交代して現れるという症状
確かに
奈美さん 会うたびにイメージが変化しておりましたが
そうか
会う度に中から違う方が応対してくれたのか!
今日も奈美さんに
「新しい人増えましたか?」
とお聞きすると
「また一人増えました」
と仰るので
「だんだん賑やかになりますね(笑)」
とお話させていただきました
障害を乗り越えるというより
上手にお付き合いすることも奈美さんは教えてくれます
切り絵のタッチも
それぞれの作品において違い
同じ人が制作しているのか?
と思うくらい見ごたえがあります
それは 中にいる方々が入れ替わって
表現をしているのでしょうか
表現力の豊かさの秘密に
所謂 障害と言われておりますが
その方の個性(らしさ)がアートに醸し出される世界観
最近では 黒い紙の切り絵だけでなく
折り紙で色を付けてみたりされております
常に進化系 切り絵作家 坂下奈美さんの
今後の進化に注目です
なお 切り絵アート展は 23日まで
しいのき迎賓館で展示されています