今年の新しい活動として

もっと議会を知っていただこうと

昨年からタブレットお絵描きでイラストを練習しておりました

 

理由として

議会や議員活動を

さらに「見える化」

そして さらに「わかりやすく」

ついでに「読みたくなる」には

 

イラストだな

と思ったわけでして

しかも 議員自ら筆を取った方がいいのではないか

特別 絵が上手いワケではありませんが

 

市民の方に

「下手なのに描いて公開してもいいのかしら?」

とご相談すると

 

「下手なのも味!」

と言われ それもそうか・・・

ようやく公開となりました

 

ということで

今年はブログでもイラスト形式で

議会をわかりやすく知っていただくために

 

「議会用語かるた」

みたいなことをやってみたいと思います

 

今日は

「あ」

 

案件(あんけん)

これはビジネスシーンにおいても

よく使われますが

国語辞典では

〇問題となっている事柄

〇審議しなければならない事柄

 

ビジネスにおいては

〇対処すべき事柄

〇今現在取り掛かる必要がある事柄

〇検討や調査などの対象となっているもの

 

といったものですが

議会においての

案件とは

 

執行部(市)から提出された議案書

かほく市議会はまだ タブレット端末導入をしておりませんので

(来年度は導入するような方向ですが)

議会が始まると

昔の電話帳並の分厚さの議案書が届く

(これを わたしは紙爆弾と呼んでおります)

 

 

膨大な数の議案書の中を見ると

「議案第〇号 ○○○○」

番号と議案のタイトルがつけられておりますが

 

1つの議案のことをまな板の上に乗せて裁いていく

裁くとは チェックする意味です

 

漢字を調べると

案件の「案」には

考える机 あるいは 思いをめぐらせる机

という理解がありますが

 

そして 落ち着かせるという理解もあります

 

まさに

議場の議席の机は

議案の案件の数々を

執行部(市)から

 

「はい よく見て 考えてください」(チェックしてください)

と置かれたという意味なんですね

 

ですので

われわれは議席の机を「まな板」にして

魚を裁く様に様々調べていく必要があるワケです

独自で調べたり 

執行部(市)の担当課の方にお聴き取りをしたり・・・

その結果 採決をしていきます

 

ちなみに

刑事ドラマで よく耳にする

「ヤマ」は案件(事件)のことを指しますが

山(ヤマ)を登るのか 崩していくのか・・・

警察の方の案件に対するイメージは山ですが

 

わたしたちにとっては

案件とは

一つ一つ丁寧に裁いていくお魚(?)

 

本当に 市民に必要ような施策なのか

予算なのか

ちゃんと裁いて 落ち着かせていく理解があります

 

ですので

議場 議席は寝るところではないということですね

 

市民が安らぐために考える場であるワケですので

 

そのためにも

裁くために 思考の刃を常に研いでおかないと・・・

どちらにせよ

エネルギーが必要な仕事です

 

 

案件は

ひとつひとつ

裁きます

 

 

※議会用語かるた

こちらは わたくしの視点からのエッセイになります

様々な先生方のお考えもあるかと思いますが

これを機会に 多くのみなさんが議会に対して

様々 思いをめぐらせていただけると幸いです