男尊女卑という病

片田珠美

 

 

 

いい機会をいただきまして

今年中と来年 

「女性議員は1日にしてならず」

というテーマの講演を2回させていただきますが

 

ただいま

慣れないパワーポイントと格闘する中

女性議員は1日してならず

を語る上で

外せないワードが

「男尊女卑」なんですね

 

久しぶりに 片山珠美さんの

「男尊女卑という病」という本を紐解く

 

基本的にわたしは歴史好きですが

なぜか 古典 歴史(日本史 世界史)は抜群に成績がよかった

 

特に

我が国 古来の王国

邪馬台国の女王

 

「卑弥呼」には しびれましたが・・・

 

卑弥呼の卑は

男尊女卑の

 

身分や地位が低い。価値が劣る。

という意味なんですね(漢和辞典より)

 

女王ですが 卑弥呼と言われる説は

いろいろあれど

国の頂点に君臨しても名前に卑(低い)というのが不思議だった

 

それを考え 紐解く旅路が

わたしの人生だったのかもしれません

 

男性の意見を否定せず受け止める女性

そして

女性の意見をも否定せず受け止める男性

 

考え方は違えど

お互いの「違い」を認められることが

今の時代には必要ではないかと考えます

 

否定 というのは

違いを認められないからするものだと思う

 

「違うだろ」

と頭ごなしに否定されることを

誰だって 人間であれば恐れると思う

 

これが「卑」というものではないだろうか

(下に見るということ)

 

卑 = ひくい いやしい

(位置が低い 位置を下げる)

 

しかし

お互い違えど

「そのような考え方もあるんだねー」

と受け入れるだけで随分関係性というのは変わると思うんですよね

 

改めて

本読みながら

参考文献として引用させていただき

講演(お話会)のネタとさせていただきたいと思う

 

それが

わたしの役割(女性議員としての)だと考えております