ヘルプマーク

義足や人工関節を使用している方

内部障害や難病の方

または妊娠初期の方など

外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方々が

周囲の方に配慮を必要としていることを知らせること

援助を得やすくなるよう作成したマークです

 

かほく市でも

2019年5月より

必要としている方に配布が開始され

現在 市内でもヘルプマークをカバンなどに

付けられている方をあちらこちらで見かけるようになりましたし

市民のみなさんも

どのような意味を持つマークが理解が

進んでこられたのではないかと思います

 

わたしも

なるべくヘルプマークを付けていらっしゃる方には

お声かけをしておりますが

本質は「何かあった時のため」のもので

ヘルプマークには ご自身のお名前や住所

ご家族の連絡先まで書いてある場合があります

 

電車の中では

お席を譲る他

もし 具合が悪くなった時に

「何かお手伝いすることありますか」

とお声かけしていただけるとありがたいのですが

 

目に見えない障害や病を

「見える化」したものでして

わたしたちがシンプルに社会事業に参加しやすい形になっています

 

社会事業とは

なにかしら 社会で役に立つことをする

という理解ですが

その本質をもっと掘り下げてみると

わたし的に言いますと

社会で欠落している(足りない)

または 溝を埋めること

だと考えています

 

ヘルプマークを付けている方に

「何かお手伝いすることありませんか」

とお声かえすると

だいたい お相手はご自身の障害や病気について

教えてくれるという感じで

声をかけた わたしにしたら

勉強になります

 

見えないから 知りえないことたくさんあります

内部障害をお持ちの方

こころの病をお持ちの方

義足義手の方

のお困りごとを教えてくれますが

おそらく 知っていただくことが社会事業参加 社会貢献になるのかもしれません

 

・・・さて

かくいう わたくし事ですが

ただいま 更年期真っただ中でして

たまに具合が悪くなることもございますが

それを包み隠しておりません

 

先日も

あるところでお話をしていた男性から

「体調悪いんですか?」

と聞かれて

 

「あ 更年期です」

と言いますと

 

「何かお手伝いすることありませんか?」

 

と聞き返されたことが

実に嬉しかった

 

これは

ヘルプマークの付けている方と同じで

今特別 お手伝いすることはなくとも

症状を知ってくれるだけで助かるということだと思う

 

更年期障害において

何かお手伝いと言いましても

おそらく わたしと同じ年代の女性のみなさんは

具合悪くなったりすることがあるということを

知っていただけるだけでもありがたいと思うんですね

 

しかし・・・

何かお手伝いすることありませんか?

 

という言葉には

相手の気持ちに寄り添う 良い言葉だと改めて感じました