摂食障害

 

若い女性を中心に発症する病気と言われています

有名なモデルやタレントが発症することも多いことから

昨今は注目を集めている病気になりますね

 

小学生や中学生とお話をすると

太ったーダイエットしなくちゃという声も聞きますが

痩身願望は年々若年化していると思います

そう考えると

患者数は今後も増えていくのではないかと考えます

 

摂食障害は

先進国に特有の病気ともいわれいますが

なぜ摂食障害は起こるのか

確固たる原因はわかっていないのが現実

 

そんな中 石川県の

あかりプロジェクトさんが

摂食障害にやさしいまちづくりトークセッション(オンラインで)

が開催されることを知った

 

↑詳しくはこちら

 

摂食障害

 

わたし自身

摂食障害経験者です

 

なかなか公にできなかったので

このタイミングであえて自分の経験談を書いてみようと思います


今では(容姿)

「細いね」

と言われますが

 

10代のころは かなり太っておりまして(60キロはございました)

容姿に自信がありませんでした

ですが

それでも明るく前向きでいれば生きていけると思っていたのですが

 

20代のある時

大きな挫折を味わいまして

自信喪失

という経験をしました

 

急に食欲がなくなり

何も食べれることができなくなりました

 

あっという間に 半年で体重が20キロ減

ふっくらぽっちゃりから 細身になったわけですが

食べれない状況ですから

体力はないですし

もちろん生理が止まる

 

ですが

周りは

「痩せたね」「キレイになったね」「どんなダイエットしたの?」

の聞かれるワケです

 

自信喪失から

周りから注目をされることで

喜びを感じてしまうワケです

 

「痩せている」ことで自信がつくことを

覚えてしまうのです

 

「痩せている」ことでの

今までと違う 得たもの

それを失いたくない

という執着から

 

更に 「太ってはいけない」「食べてはいけない」

という呪いになるわけです

 

食べる罪悪感

食べていない罪悪感

 

誰にも言えない

食べることを拒否していること

 

所謂

拒食症になっていたと思います

骨と皮になっている体を見て親も心配して

嫌がるわたしを心療内科に連れて行くのですが

 

そこで

心療内科のドクターに

「点滴します」

との言葉に

 

わたしは

「点滴したら 太りますか?」

と聞いたことがあります

 

それくらい わたし自身の思考回路は

複雑になっていたと思います

 

それを救ってくれたのは

見守り続けてくれた 周りの環境であり

自分の身体をいじめない

自己否定をやめて

自分をまず大事にすることを教えてくれた方々

 

勇気をもって相談することでした

 

生理も当時はなく

このままでは 子供を産めない身体になる

健康な体と心であることを

多くの方に教えていただきました

 

今では

おかげさまで 子供に恵まれましたが

相変わらず太ることへの不安はございますが

現在は

よく食べよく寝てよく運動

ジムに通いながら 代謝を上げていい筋肉をつけて

消費したものを運動で消費するという

いい循環を保てるようになっていると思います

 

摂食障害への相談体制

これは 現在も大事なことだと思う

身近に気軽に相談できる場所 居場所は必要

 

摂食障害になることは

悪い事ではありません

それだけ 懸命に生きた証拠であること

当事者だから言えることです

 

今回 10月10日に開催される

トークセッション

多くの方に参加していただきたいなと心から思います