10月2日

石川県女性センターが主催する

女性センターフェスティバル

の表彰式に出席してきました

 

石川県内の男女共同参画を推進や

女性が地域で活躍活動する方々を

「チャレンジ賞」と称して県知事から表彰される賞です

 

 

今年は お世話になっている

金沢市の制服リユース リクルさんの代表 池下さんも表彰されていました

受賞者のみなさん おめでとうございます

 

こども食堂や地域防災活動 外国人の方の通訳など

各分野でご活躍されているみなさんです

アイデアと賞のネーミングの意味

 

「チャレンジ」=挑戦すること

挑戦する女性たちを表彰されたわけです

その活動へのチャレンジに敬意を表します

 

また館内では

 

 

石川県内の各女性会活動の美味しいものが販売されておりました

農作物やお弁当 六次化された商品まで

まじまじと拝見させていただきました

 

 

また 映画上映もありまして

今年の1月8日 全国公開された

映画 「大コメ騒動」

 

【あらすじ】

シベリア出兵直前の1918年(大正7年)

富山県の漁師町に暮らすおかか(女房)たちは

日々値上がりする米の価格に頭を抱えていた。

家族に米を食べさせたくても高くて買えず、

困り果てた彼女たちは米屋に安く売るよう訴えるも失敗し

リーダー格のおばばが逮捕されてしまう。

その後も米の価格は高騰するばかりで、

ある事故をきっかけにおかかたちはついに行動を起こす。

 

という「実話」

 

生活に困窮する女性たち(お母さんたち)が

我慢の限界の果てにブチギレ

格差社会を超える行動を起こし社会を変えるという

本当に「いた」女性たちのお話

 

石川県のお隣 富山県での実話ですが

わたしも映画公開時に観に行きましたが

何度見ても 考えさせられるストーリー

 

コロナ禍において

「もうーーーーーーーーー!」

と怒りを抱える方も多いと思う

不満を抱えるだけでなく

自分たちの手で 社会を動かすのですが

そこまで至るに

昔からあるある「女性軽視」

のシーンが富山弁で繰り広げられるわけです

 

劇中

「あじゃあじゃ」

という方言が出てきますが

 

あじゃあじゃ とは

ニュアンス的に 「いい加減」という理解だと思います

わたしも 昔 祖母から

「あじゃあじゃやったらダメや」

と叱られた経験がありまして

ふと 映画で 祖母を思い出しましたが

 

何事も やり遂げるためには

いい加減な気持ちでするな!覚悟してしろ!

という 教えなんですね

 

劇中の女性たちは

生活を守るために真剣勝負

あじゃあじゃではない気持ちで起こした騒動の上

社会も動いた

 

コロナ禍において

力強い生き方をした女性たちの歴史に

力をいただいた

 

貧困 格差社会 女性軽視 パワハラなど

現在と同じ社会問題を取り上げておりますので

歴史映画というより令和を生きるわたしたちにも

つながるものがあると思います

 

今日 表彰されたみなさんも

あじゃあじゃな気持ちではなく

真剣に取り組まれてこられたことと思います

わたしたち女性も

立ち上がる必要はある

勇気を奮い立たせてもらえる

女性センターフェスティバルでした

今日は お招きありがとうございました