全国学力・学習状況調査

かほく市の公立小・中学校の結果調査結果

が公表になりました

 

 

↑詳しくはこちら

 

学力調査については

8月ヒアリングが行われた

議会による行政評価においても

学力調査について お聴き取りをさせていただきましたが

 

学力調査のあり方は

「学力の伸び」を測る

「教科に関する調査」

学習に対する意欲や学習方法

家庭での生活習慣等に関する「質問紙調査」

 

「学力の伸び」を検証する意味では

子供たちの1年間の学習成果であると共に

教育委員会や学校の取組の検証でもあると思います

 

問題になっている

学力調査のための勉強指導というのは

教職員さんの負担にもなっている現状

その件については

市教委に対して お聞きしますと

「基本的に行っていない」

という行なっていないとのこと

 

子供たちの「学力の伸び」と

「教育委員会や学校の取組の変化」

の関係を検証する意味合いでは

取組の効果を確かめることができるという理解になります

 

全国学力テストは

2007年度に始まったものでして

「学力低下」を受けての導入でありました

 

教育現場からは

競争の激化にならないかとの声もありましたが

全国学力テストは恒例行事のように

学校の年間スケジュールに組み込まれて実施されている

 

そんな中

都道府県や各市町の成績競争に

子供たちや教職員さんが巻き込まれるように

事前練習(過去問題だけを勉強する)ようなことが実際に

あったという学校も全国で見られたこと

 

わたしに言わせると

「健康診断前に 2・3日前からお酒を控える」

ようなものでして・・・

健康診断の結果をよくするための数日間の禁酒あるあるですが

そこで 良い結果 数値がよくなったとしても

それに意味があるのだろうか?

と考えることもある

 

本来は 子供たちの「伸び」を見て

学習方法を検証することであるのが

いつしか 大人の競争に巻き込まれているのではないか

 

多様性の時代と言われている中

わたし的には 時代遅れと感じることもありますが

 

かほく市教委では

事前勉強はしていないという学力調査の結果

 

今後の改善と方向性が的確に記されております

子供たちの伸び伸びとした個性を生かす教育ができますよう

心よりご期待申し上げます