8月17日

かほく市議会 夏の恒例

議会による「行政評価」が始まりました

 

毎年この時期に行われる

行政評価は

現場視察とヒアリングにおいて評価を行います

 

今日は 朝からあいにくの雨でしたが

わたしが所属する

市民文教常任委員会の委員のみなさんと

傘をさして(用意の良い方は長靴を履いて)

市内 5か所視察してきました

 

大海西大山弥生の里

七塚小学校

うのけ総合公園(学童野球場)

上山田貝塚

市役所3階防災無線操作卓更新工事

 

まずは

大海西山弥生の里へ

 

 

 

↑詳しくはこちら

 

大海西山遺跡の保存と活用を目的として整備された公園ですが

1987(昭和62)年から1989(平成元)年の発掘調査によって発見された

大海西山遺跡になります

 

今から1,800年程前の弥生時代の末期の遺跡で

1998(平成10)年には石川県の指定文化財になっています

 

遺跡には

歴史的にも貴重な弥生時代末期の竪穴式住居が再現されておりますが

老朽化が激しく

昨年度予算において

茅葺屋根の改修工事が行われました

(約10年に1度の屋根葺き替え工事)

 

通常は

小学生たちの遠足コース

歴史探求に弥生時代の生活を学習する場として

使われております

 

竪穴式居住地の周りはお濠になっていまして

環濠集落の形がわかりやすく見えるようになっています

 

弥生時代と言えば

稲作文化が大陸より伝えられて

集住生活がはじまりで

所謂「村」という集落ができますね

その際に村同士の

水や土地・食糧などの奪い合いがあるようになり

村を守るために弥生時代に「環濠集落」という

構造ができあがったわけですね

 

これは 日本のお城の構造にも継承されていくワケですね

 

時空を超えて

日本の歴史を垣間見れる

大海西山弥生の里ですが

子供たちの歴史学習には必要な場になります

 

そして

最近は 茅葺屋根のお宅も見なくなりましたが

 

 

先人の知恵を伺うことができます

 

たまたま雨の日の視察でしたが

茅葺屋根は雨漏りしないのか?

の疑問が

 

 

よーく見ますと

雨水が茅を伝って流れ落ちる構造になっています
茅がホースの役割となり降ってきた雨の水滴がいくつも連なって

水の塊へと変わり茅を伝って軒下へと流れ落ちる仕組みになっています

その茅の特徴が生かされ

雨漏りを防ぐことができているということ

 

しかし 茅葺屋根はメンテナンスも大事でして

葺き替えが必要になるワケですね

 

文化財を残す

歴史を伝える

せっかく 葺き替えをしたので

多くの方に見ていただきたいなとも思います

 

近くに駐車場 お手洗い 東屋も整備されております

お天気のいい日は お子様と散策されるのもいいかと思います