古傷が痛む

と言いますが

 

久しぶりに 古傷が痛む経験をしました

 

メンタルの古傷が痛むこともありますが

今回は 20年前の手術跡

 

わたしの下腹部 ビキニラインには

横一文字の手術跡があります

 

自覚症状がない

というのが 恐ろしいのですが

とくに体調が悪いワケでもなく健康でしたので

検診というのをおろそかにしていた自分がいました

 

そんな時 生理の遅れがあったので

産婦人科に診察に行くと

 

「手術必要です」

と急に言われるわけですよ

 

何の痛みも不調もないのに

 

「卵巣が腫れている」

とドクターに言われるワケですが

 

卵巣が腫れているぐらいでなぜ手術?と思うくらい

無知な自分が当時おりました

 

毎日 泣いて 卵巣摘出を悩みましたが

最終的にドクターを信頼することを決意して

開腹手術で 10㎝に膨らんだ片方の卵巣を取り出しました

 

 

調べた結果

卵巣は良性でありましたが

(成熟嚢胞性奇形腫)

所謂 最近若い女性の中でも聞かれる

卵巣嚢腫

卵巣がんの可能性も10%あったわけです

 

卵巣は2つありますが

1つを全摘

現在は 1つの卵巣でわたしの

女性の身体は保たれております

(術後 次男を妊娠できております)

 

卵巣は沈黙の臓器

と言われていまして

わたしのように巨大に膨らんだとしても

痛みや症状が現れにくい

 

従いまして 10センチも膨らんだ

爆弾卵巣をわたしの身体から取り出す手術ですので

開腹の傷が大きいのは想像できるかと思いますが

 

あれから20年ですので

徐々には痛みも薄れてきているワケですが

時折・・・季節の変わり目や梅雨時 または

低気圧がやってくると

チクッ チクッとじわりと古傷が痛むことがあります

 

もと台風9号 現在は温帯低気圧がやってきた昨晩は

何やら下腹部がじわりと痛んできまして

忘れかけていた

10センチの爆弾卵巣摘出の思い出(?)経験を思い出すワケです

 

おかげさまで

卵巣摘出をしたおかげで

こうして健康で今でも過ごせるワケですが

あれから 定期的な子宮がん検診はしっかり行っております

 

古傷が痛む

と言いますが

 

あの経験を忘れるな

という戒めかもしれないと考えております

 

メンタルも同じで

傷ついた経験があるから

そこから どう改善するか

傷ついた経験と向き合うことで

良き方向に向かうこともあります

 

と思うと

古傷が痛むも悪くないなとも思う

 

そろそろ

子宮がん検診に行ってこようと思います