7月26日

 

本日 7月26日は

世界の哲学者 西田幾多郎先生の姪で

女性哲学者「高橋ふみ」さんのお誕生日です

 

先日 かほく市民大学で

西田幾多郎記念哲学館 館長 浅見先生の

高橋ふみさんについての講義を受けてきましたが

高橋ふみさんに思いをはせ

かほく市木津の高橋ふみさん生誕の地に行ってきました

 

 

↑市民大学レポートはこちら

 

東北帝国大(現東北大)を卒業し

石川出身の女性として初めて学士を取得

結婚せず哲学に情熱を注ぎ

結核のため43歳で早世した高橋ふみさん

 

女性が学ぶことが難しかった時代に

なりふり構わず 自分の「道」を進んだ姿は

現在 わたしたちに問われている

「女性活躍推進」のあり方を学ぶことができるのかもしれません

 

 

 
 

 

以前 高橋ふみさんの本を読んだことがあります

 

ふみさんが生きた時代

明治から大正というのは

女子の任務は子を産み育てること

が世間一般であり

女子が 学業をすること

結婚をしないことは

ありえないことでありましたが

 

そんな中でも ふみさんの生き方は

自分の道を自ら選ぶ

社会で自立する女性たちの

多くのマイノリティーを励ましてくれる存在

 

実は わたしの住んでいる地域では

おふみさんは有名な方ですが

地元 七塚小学校には

高橋ふみさんコーナーも設けられておりますので

児童生徒たちには 親しみがありますが

 

西田幾多郎先生より知名度は低い

 

なんかね

これからの 社会で自分を輝かせる女性には

知ってほしい方なんですよね・・・

 

 

オリパラ開催までの 様々な問題に

「わきまえない女」というのがありましたが

 

ふみさんは

自分を貫く わきまえない女だったのかもしれませんが

その時代 成しえないえないことを

成しえたのは

わきまえない女だったからかもしれません

 

わきまえる

わきまえない

というジャッジは当時は今より 酷かったと思いますが

生きざまを学ぶ必要がある時代なのかもしれません

 

わきまえない

とはパイオニアだからできることだとも考えます

 

わたし自身も

「女のくせに でしゃばりやがって」

と言われたことがありますが

でしゃばらないと議員の仕事になりません

 

と 高橋ふみさんの誕生日

もう一度 ふみさんの本を開いて考える今日この頃

 

高橋ふみさん

女性活躍推進のシンボルとして

もう少しみなさんにご紹介できたらなと考えます