大規模災害時に避難所でのペットの受け入れが円滑に進むよう

環境省は自治体の管理者向けにチェックリストを作成し

近く都道府県などに通知する方針を決めた(2月20日)

@環境省より

 

というニュースを目にしました

 

東日本大震災を教訓に 

飼い主とペットが避難所まで一緒に逃げる「同行避難」

について周知はされているものの

現場で十分な対応がなされず他の被災者とトラブルになることもあると聞く

 

まず 環境省では

災害時におけるペット同行避難を原則としています

 

2018年に

飼い主さん向け

「災害対策ガイドライン『災害、あなたとペットは大丈夫?』」

を公表しています

 

 

↑詳しくはこちら

 

また 避難所においては

ペットの取り扱いについては自治体で様々ですが

屋内での避難が環境省では認められています

 

では かほく市では

2017年に わたしの議員としての一般質問初登壇において

ペット同行避難とペット屋内避難所の設置について質問をさせていただきましたが

現在 本市としての

ペットの避難所での扱いは 

おかげさまで1歩進んで

 

現在の かほく市避難所運営マニュアルを紐解きますと

 

避難所では多くの人達が共同生活を送っていますので

飼い主の皆さんは動物が 苦手な方やアレルギー体質の方に配慮し、

また、飼い主同士で助け合いながら次の ことを守って避難所生活を送って下さい。

 1 避難所受付窓口で、ペットの登録を行って下さい。

 2 ペットは、指定された飼育場所で、リード等でつなぐかケージに入れて飼って ください。

なお、屋内の飼育場所では、必ずケージに入れてください。

(飼い主と は原則的に住み分けとなります。飼育場所は、ペットの飼育専用のスペースです。)

 

※補助犬(介助犬(など)は避難所同伴が認められています

 

と記されておりまして

避難所では 飼い主さんとは原則的に住み分けとなっておりますが

避難所にペット専用スペースを設けてそちらにての飼育になるとのこと

(ゲージやペットシーツ ごはんなど 飼い主さんが避難するときに必要な

非常持ち出し袋にも ペットの生活に必要なものをご準備していただくことをお勧めいたします)

 

2017年までは

基本的に ペットは屋外での避難でしたが

室内避難所(ペット専用)を設置していただけるとのことです

※かほく市のペット室内避難所は

中学3校小学校6校の室内を指定しております

 

ちなみに

かほく市内には ワンちゃんが約1800頭

猫ちゃんはわかりませんが同数とすると

子供の数よりペットが多いということになります

 

※ペット避難所につきましては 各自治体の避難所マニュアルにてご確認ください

 

少しづつではありますが

今や家族の一員であるペット

 

飼い主さんにはペット防災の理解を深め

避難訓練などにはペット同行で参加することもおすすめします

 

かほく市ではペット同行避難訓練の前例があります

この機会に

ペット用非常用持ち出し袋の準備についてお考えいただきたいと思います

 

 

環境省の動物(ペット)のための持ち出すものリスト

こちらを参考にされていただけると幸いです

 

国がペット防災について 動きがある中

飼い主さんとしては ある程度 ペット防災についての知識とご準備を

いただけると

今後 トラブルもなくなるのではないかと考えております

 

奇しくも 今日は2月22日 

「猫の日」

ご家族の一員である ペットと防災について考えてみませんか