ペルソナ

脳に潜む闇

中野信子

 

 

 

 

ペルソナ

とは

2通りの理解がありますが

ビジネスにおいては

「架空の人物像」

マーケティングにおいて提供する商品やサービスする上で

ターゲットとなる顧客像のことを言いますね

 

そして もう一つは

わかりやすくいうと「仮面」

外側に見せる顔とも言いますでしょうか

 

「このように見られたいという姿」

或いは

「外側に見せる社会においての役割」

とも言えますでしょうか

 

舞台の役者みたいなイメージがありますが

役者さんもその役を離れると本来の個があるように

社会において見せている顔と

うちの帰ってリラックスしている本来の自分

その違いはどなたでもあるのではないでしょうか

 

社会に出ますと わたしなら

「女性らしく」

「母親らしく」

「議員らしく」

奇しくも 昨日は 成人式でしたが

「大人として・・・」

というフレーズが巷で渦巻きますが

 

本質の自分以外のらしさを被ることが

「ペルソナ」とも言いますでしょうか

 

年末年始 そして この3連休で 手にしてみた

脳科学者の中野信子さんの自伝

 

女として社会で生きていくためのハンディキャップについて

男社会での壁について

ご自身の経験をもとに 脳科学の視点からメスを入れる

興味深い内容でした

 

コロナ禍において

不要不急の外出をしなくなり

家にいるようになって

改めて「自分らしさ」に目覚めるチャンスでもあったと思う

 

なかなか 自分を見つめることはできませんが

唯一 ペルソナ(仮面)を外して 自分になれるのが家だったりする

 

一隅を照らす

@最澄

 

と言いますが

光を当てるところはどこか

 

明るいところに 光を射す必要はないわけで

闇 すなわち 暗いところを見る必要がそこにはあるということ

 

ペルソナ(仮面)で隠された

本質の自分こそ 

今の時代 光をあて 社会的にどんな役割を果たせるのか

見る必要があるのではと問いかけてくる

 

特に ポストコロナ時代

誹謗中傷 〇〇警察など 誰かに見られている感があると

実に疲れてしまう方は多いのではないだろうか

 

ブラックだけど本音

これは すっきりする

本音を認めると 心が浄化される気がするんですね

 

己の闇を見つめることは、

人間にとって、認知のワクチン、

心のワクチンのようなものだ

@中野信子

 

ステイホーム中

心のワクチン

いただきました