12月14日

大海かぶら寿司作り体験会 第1回目

(大海交流センター 調理室)

 

雪の降る寒い日になりました

 

今日は

かほく市北部交流ゾーン振興ビジョン農産加工トライアル

大海かぶら寿司作り体験会 第1回目の開催日でした

 

 

かほく市の北部エリアの活性化を目指し

地域の資源・文化・魅力を掘り起こし 活かす事業を展開しておりますが

今回は 農産加工事業として

大海地区 瀬戸町に伝わる

大海かぶら寿司の加工 販売事業の可能性を検証する体験会が行われました

 

市内の事業所の方 また 個人の方参加いただきまして

3回に分けて かぶら寿司を教えていただきます

 

 

講師は 元 瀬戸町農産加工生産組合長 高崎さんご夫妻

 

大海かぶら寿司とは

昭和時代初期から味も作り方をかえずに

頑固なまでにその技を伝え
植え付け場所から吟味し

除草剤を使わず丹精をこめたカブラと塩鯖

地元産コシヒカリから作った麹による贅沢な漬物です

 

 

受け継がれた味は 現在は高齢化などでストップしておりますが

これを 継承 復活させる方向性での事業

 

 

第1回目は かぶらの切り込みから あら漬けまでを教えていただきますが

こちらが かぶら専用カット機材

 

手作りなんですね・・・

厚さ3センチにキレイに切れるように 大工さん手作りの機材

 

 

切り方(使い方)を教えていただきまして かぶらをカット

 

 

 

 

厚さ3センチにカットした かぶらの皮を大胆にむき

 

 

あら漬け(塩漬け)

 

この後 5日寝かせます

 

次回は 18日(金)に 鯖の挟み込みと本漬の工程に移ります

 

昔から日本の伝統食・発酵食品

講師の高崎さん曰く

漬けるベースとなる 甘酒は

「昔は 武士が身体の調子を整えるために甘酒を飲んだ」

「現在はサプリや栄養ドリンクがあるけど 昔はそんなもんなかったさけ

武士は栄養ドリンク代わりに飲んだんや」

とお話くださりましたが

 

甘酒は飲む点滴と言われるくらい美容と健康に良いとされています

発酵食品も同時に再注目されていますね

 

かほく市の発酵食品・味を継承する事業です

町づくりの一環として 皆さまにご協力をいただきます