Net119(緊急通報システム)

 

聴覚や言語障害のある方が

スマホ等で救急連絡することができる

「緊急通報システム」

 

総務省消防庁が2017年より

障害者に配慮した取り組みとして

全国の消防本部に導入を呼び掛けています

 

 

↑詳しくはこちら

 

昨年の6月議会で Net119導入について

本会議で質問させていただきました

 

質問:音声による119番通報が困難な聴覚・言語機能障害者が

円滑に消防への通報を行えるようにするシステム

Net119導入予定は?

 

執行部答弁: 金沢市、かほく市、内灘町、津幡町の

消防局・福祉部局と金沢市消防局の

緊急通報システム共同利用に向けて協議中

予算措置を含めて できるだけ早い時期に導入と運用開始する

 

とのことで

おかげさまで 今年7月

1年の歳月をかけてようやく導入していただきました

(かほく市健康福祉課さん かほく市消防本部さん 感謝申し上げます)

 

全国の聴覚障害者 言語機能障害者の方々の悲願でございました

 

 

 

使い方は実に簡単です

(事前に使い方を説明を受けてきております)

 

通常はお手持ちのスマホからですが

今回は タブレット端末で拝見させていただきました

 

使い方は

シンプルで

通報ボタンがセンターに大きく表示されます

救急本部とのやりとりも

書き込むのではなく

選択方式ということで

ボタンクリックだけで

早急に 情報を伝えることができます

(高齢者の方もわかりやく使えるようになっていました)

 

今までは

聴覚や言語障害のある方の

救急連絡は

FAX でございましたが

 

人の命が関わる救急連絡は

1秒でも早い通報が望まれます

 

こうした情報通信の利用を活用するということは

障害を持つ方や

または ご家族の方も

導入をしていることだけでも心が安心しますね

 

ということで。。。

本市に導入いたしまして

 

先日 知り合いの聴覚障害者さんとお会いしましたところ

足をお怪我されている姿

 

「どうしたの?」

とお聞きすると

 

「自転車で転倒した」

とのこと

 

外でのケガでは 家に帰りFAXが難しい場合があります

その際 導入したNet119ですぐに救急連絡をすることができた

導入していただいて助かった

とお話されておりました

 

Net119 さすが!

 

ですが・・・わたしとしては

このNet119

聴覚・言語障害の方だけでなく

なかなか言葉でコミニケーションをしづらい方もいます

(精神障害の方や発達障害の方など)

 

もう少し利用される方の幅を広げた活用という

可能性を期待したいところです

(音声のバリアフリー)