9月21日

 

輪島市門前町 曹洞宗総持寺祖院で開催されていた

「ぜんのきらめき」

に参加してきました

 

9月11日~21日かけて行われていた

イベントです(今日が最終日)

 

 

能登半島地震で被災した 総持寺祖院の復興工事

今年の6月に山門修繕工事が完了になります

その完了報告と来年2021年開創700年という節目ということで

「ぜんのきらめき」として

山門デジタルアートを中心とした

プロジェクションマッピングで大本山總持寺祖院が艶やかに

夜空にきらめくイベントです

 

コロナ感染予防対策に配慮したイベント

受付の際は 境内に入れる人数制限 密にならない対策

検温 手の消毒に至るまで

主催の 禅の里づくり推進協議会さんのご準備には

頭が下がる思いであります

 

イベントのあり方 スタイル

そして 能登半島地震からの復興への力強い活動として

拝見させていただきました

 

 

総持寺祖院の雲水さんの

詠讃歌お唱えに始まり

 

 

開祖である 瑩山禅師と峨山禅師をモチーフとした

デジタルアートと輪島和太鼓のコラボレーション

 

↑その様子の一部の動画はこちら

 

 

 

 

山門をスクリーン化して

デジタルアートで 総持寺祖院の歴史を鮮やかに蘇らせる

和太鼓ともマッチして 力強く歴史の息遣いを感じることができました

 

700年前といいますと

鎌倉時代でしょうか

その昔は 曹洞宗の大本山でありました

総持寺祖院は 明治時代 火災に遭い

本山は 神奈川県横浜市鶴見に移転されております(現在の総持寺)

 

それから こちらが祖院となったわけですが

今でも 禅の精神を伝える名刹です

 

こうした

デジタルと古き良きものとの融合

深く感銘するとともに

 

改めて 禅語で言うならば

 

行解相応(ぎょうげそうおう)

「行い」と「理解」 

実践と理論を一致させること

 

理解 知っているだけでは不十分であること

自ら動いて経験すること 肌で感じること

 

ここまで 来てよかったと感じる夜でした

 

ありがとうござました