産後ケア

 

「母子保健法の一部を改正する法律」

という法律があります

昨年の12月6日付で公布されております

 

本法律において

市町村は
〇出産後一年を経過しない女子及び乳児につき

産後ケア事業を行うよう努めなければならない
〇産後ケア事業を行うに当たって

産後ケア事業の人員 設備及び運営に関する基準として

厚生労働省令で定める基準に従って行わなければならないこと
〇産後ケア事業の実施は

妊娠中から出産後に至る支援を切れ目なく行う

母子健康包括支援センターその他の関係機関 

母子保健に関する他の事業等との連携を図る

妊産婦と乳児に対する支援の一体的な実施

など 定められています

 

昨今 「産後ケア」が注目されています

 

わたし自身 出産経験がありますが

産後は実家のお世話になり

することと言えば 赤ちゃんのお世話だけ(沐浴 授乳 おむつ交換)

という生活をしておりました

 

実家の母は

「産後しっかり休まないと そのあとが大変」

と 自分も産後は実家のお世話になり身体を休めることができたから

今でも元気でいられるという

 

おかげさまで

産後の肥立ちもよく・・・元気にしております

出産とは それだけエネルギーを使うということです

見た目よりも体はボロボロになっていますし

初産ならば 母となった責任感やいいお母さんになれるかどうかの心配など

悩みを一人で抱えすぎると

所謂「産後うつ」

になる傾向もみられるわけで

 

産後というのは

どなたかのサポートは十分に必要であると考えます

 

しかし 多様な家族のあり方や核家族化が進む中

どうしても産後のサポートを得ることができない方も多い

 

そんな中 整備されたのが

「産後ケア」

 

本市といたしましては

産後ケア事業があります

 

↑詳しくはこちら

 

そして プラスして

産前産後安心ヘルプサービスとして

必要な妊産婦さんにヘルパーさんをご自宅に派遣して

沐浴のお手伝いやお買い物代行やお料理のお手伝いなど

サポート事業があります

 

母子手帳交付の際に この事業の説明を保健師さんから

受けていらっしゃると思いますが

もう一歩踏み込んだ産後ケアについて

市民の方から ご提案 ご相談を受けております

 

コロナ禍においても

不安をお抱えの妊産婦さんも多いと思う

特に産後の身体だけでなく

心も・・・

 

わたしの経験ですが

出産後は悲しくないはずなのに

生まれたての我が子を見ながら急に悲しくなって

泣いてしまったりしておりましたね・・・産後クライシス

 

ちゃんと育てられるか?とか

いいお母さんになれるのか?とか

なぜが 不安にさいなまれた

 

おそらく 多くの産婦さんは同じ経験をされたのではないだろうか

 

加えて コロナ・・・ときたら

不安も大きい

 

産後ケアのあり方も

身体だけでなく心の支えになるものである必要はある

 

妊産婦さんの声をお聞きしながら

一歩前進した 「今」だから必要なサポートを模索していきます