新型コロナウイルス感染症拡大を受けまして

災害発生時における多くの方が避難される避難所での

感染予防策(ガイドライン)について

石川県が出遅れていることが懸念されています

 

防災士としても気になる点であります

(昨年 防災士になりました)

 

6月の県議会や市議会でも 議員の先生たちが

その点についてご質問をされると思いますので注視しておきたいところですが

まずは かほく市についての現状をお知らせします

 

先日も 子育て中のママたちとお話する機会がありましたが

意外と 市の防災備蓄倉庫に何が備蓄されているかご存じない方が多い

 

特に女性特有の必要なものは 

「これは必要だ」とご意見を伺わせていただきたいなと思っています

 

例として 本市の一部の備蓄用品をご紹介しますと

 

想定避難者数2,004人と今見込み(3日分の備蓄)

 

女性に必要な

【生理用品】 3200枚(1人当たり3日分の計算)

【液体ミルク】432缶(哺乳瓶も備蓄)

他 紙おむつも備蓄

 

感染症対策として これまで

【アルコール消毒液】205ℓ

【プリーツマスク】64000枚

【N95マスク】3300枚

他 ゴーグル ヘアキャップ ゴム手袋 防護服300セット

 

を備蓄しておりましたが

6月定例会の議案の中に

更なる避難所における感染症対策として 

 

テントを100張りを計上

発熱や咳のある方 体調が悪い方を隔離する

ゾーニングのための対策

 

また 避難所に入所前 体温を測る非接触型体温計

さらに防護用品や消毒液の備蓄を増量するということで予算を計上しています

 

 

また 6月10付けですが

内閣府から 感染症対策の避難所レイアウトについて参考資料が公開されました

 

避難所における新型コロナウイルス感染症対策

↑詳しくはこちら

 

 

防災士としては一読をする必要があると思いますので

昨夜 拝読させていただきました

あくまでも参考に

 

まだまだ 改善する必要はあると思いますが

県の対応の遅れは 市町で対応しなければならない

 

具合の悪い方の隔離に必要なテント導入など

(隔離スペースは別部屋)

感染症で怖いのがクラスター

その対応の一手には感謝申し上げたいところです

 

他 考えられることは

 

避難所に入りたくないという方も出てくる可能性がある

車の中で避難される方もいると想定すると

避難駐車場の整理なども考える案の一つであると思う

 

また 感染症対策避難所マニュアルについては

おそらく6月定例会中に 方向性をお示ししていただけるのではないかと思っております

議員の先生方が質問されるようですのでそちらを注視したいと思っております

 

また 市民のみなさんから

新しい生活様式を送る中で

防災 感染症対策の視点からご意見を承りたいと思います