上野先生、

フェミニズムについて

ゼロから教えてください!

 

上野千鶴子

田房永子

 

 

 

 

「あなたたちのがんばりを

どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください

恵まれた環境と恵まれた能力を

恵まれない人々を貶めるためにえはなく

そういう人々を助けるために使ってください・・・」

 

平成最後の東京大学入学式で

同大学の名誉教授

女性学の第一人者 上野千鶴子さんの

祝辞の終盤は話題にもなりましたね

 

上野千鶴子さんの本は

幾度となく手にしていますが

 

 

 

 

 

違和感というのは

つきものでして

 

先に記しますが

違和感を勘違いしてはいけない

まずは 違和感は「否定」ではないです

 

違和感=しっくりしないこと

 

 

わたしたち女性は

おそらく 違和感を飲み込んできた長い歴史があると思う

 

わたしも 違和感を飲み込んできた方ですが

(読まれている執行部の方は またまた・・・と思われていると思いますが)

 

かつては

違和感飲み込み型でした

 

「黙っていれば 平和に済む」

「問題にならない」

「従っていた方が らく」

という考えが実はあったわけですが

 

それを続けるから

違和感はいかなる時でもつづく・・・

 

何度でも書きます

 

違和感は否定ではなく

 

「それ しっくりこないんですが」

という主張がなければ

 

相手も それが正しいと思い込んでしますわけです

 

 

違和感感じますが

という答えを考えさせる言葉

 

本書にも

 

「個人的なことは政治的なこと」

 

違和感やモヤモヤははっきり伝える

ことを大事にしようと記されている

 

 

昨日も 委員会で

違和感を感じたことを 申し上げさせていただきましたが

実は 執行部も議員のみなさんも ほぼ男性しかいない会議で

申し上げるのは 相当の勇気が必要

(そう見えないかもしれませんが・・・)

 

そんな時

上野千鶴子さんの本を開くと

勇気というエッセンスがもらえる

 

男性を否定していない 闘う気もない

ただ 違和感感じていますという主張は

女性たちは必要だと思う

 

女性議員が少ない件ですが

男性の意識を変えるということよりも

改めて わたしたち女性の意識改革が問われるのではないかと思う

 

そのためにも

わたしたちは 違和感を口に出す必要はある