上野先生、
フェミニズムについて
ゼロから教えてください!
上野千鶴子
田房永子
上野先生、フェミニズムについてゼロから教えてください!
1,650円
Amazon |
「あなたたちのがんばりを
どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください
恵まれた環境と恵まれた能力を
恵まれない人々を貶めるためにえはなく
そういう人々を助けるために使ってください・・・」
平成最後の東京大学入学式で
同大学の名誉教授
女性学の第一人者 上野千鶴子さんの
祝辞の終盤は話題にもなりましたね
上野千鶴子さんの本は
幾度となく手にしていますが
女ぎらい (朝日文庫)
993円
Amazon |
上野千鶴子のサバイバル語録 (文春文庫)
604円
Amazon |
違和感というのは
つきものでして
先に記しますが
違和感を勘違いしてはいけない
まずは 違和感は「否定」ではないです
違和感=しっくりしないこと
わたしたち女性は
おそらく 違和感を飲み込んできた長い歴史があると思う
わたしも 違和感を飲み込んできた方ですが
(読まれている執行部の方は またまた・・・と思われていると思いますが)
かつては
違和感飲み込み型でした
「黙っていれば 平和に済む」
「問題にならない」
「従っていた方が らく」
という考えが実はあったわけですが
それを続けるから
違和感はいかなる時でもつづく・・・
何度でも書きます
違和感は否定ではなく
「それ しっくりこないんですが」
という主張がなければ
相手も それが正しいと思い込んでしますわけです
違和感感じますが
という答えを考えさせる言葉
本書にも
「個人的なことは政治的なこと」
に
違和感やモヤモヤははっきり伝える
ことを大事にしようと記されている
昨日も 委員会で
違和感を感じたことを 申し上げさせていただきましたが
実は 執行部も議員のみなさんも ほぼ男性しかいない会議で
申し上げるのは 相当の勇気が必要
(そう見えないかもしれませんが・・・)
そんな時
上野千鶴子さんの本を開くと
勇気というエッセンスがもらえる
男性を否定していない 闘う気もない
ただ 違和感感じていますという主張は
女性たちは必要だと思う
女性議員が少ない件ですが
男性の意識を変えるということよりも
改めて わたしたち女性の意識改革が問われるのではないかと思う
そのためにも
わたしたちは 違和感を口に出す必要はある