「福祉」

とは なにか

と思うところありまして

さまざま 調べてみた

 

昨年の3月定例会 

一般質問で唐突でしたが

当時の市民部長さんに対し 再質問にて

「福祉とは どうお考えですか?」

とお聞きしたところ

 

「手を差し伸べるためには

同じ目線でなければならない」

というお返事をいただきました

 

福祉

ふ  ふだんの

く   くらしを

し しあわせに

という言葉遊び的な意味合いもありますが

 

福祉という漢字を見ても

しあわせ とはリンクしています

 

英語にすると

welfare

(ウエルフェア)

 

well は よく

fare は 生きる

と略することができますでしょうか

 

イメージ的には 

「よりよく生きる」

というのが ふさわしい意味かもしれません

 

しあわせの形は

人それぞれありますので

かなり 広く深い

 

よりよく(より良く) とは

向上する 改善する マシにする

という理解ですが

 

そのために何が必要か

 

お手伝い サービスの提供だけではないと思う

 

福祉事業者の方々とお会いしながら

お話する機会が最近は多くなってきていますが

 

いずれも

目線を合わせることをされている

 

目線を合わせるとは

してやった

してあげている感という

上から立った物腰ではない

 

 最近 こんな経験があります

車いすの方の段差のサポートを

ある男性とさせていただきましたが

 

車いすの方は

「ありがとう ありがとう」

と申し訳なさそうに仰るが

一緒に手伝った男性は

 

「こんな僕でも役に立つことを

教えてくれてありがとう」

 

と 仰った

 

手伝ってもらった喜び

役に立たせてもらっている喜び

がそこにある

 

これが

お互いに

「よりよく生きる」

つまり welfare

ってことではないかなと

わたしは感じました

 

昨年の元市民部長さんの答弁の意味

 

「手を差し伸べるためには

同じ目線でなければならない」

 

をもう一度 考えていかなければならない