市内の若いご夫婦と

お会いしてお話する機会をいただきました

 

育休中のおくさん

昨年生まれたお子さんを

4月から こども園に預けて

いよいよ職場復帰となる

 

こども園(保育園)には

初めて入園されるお子さんには

「慣らし保育」期間がありますね

 

わたしも息子たちを

保育園に預けて仕事をしていましたが

 

こども園(保育園)や幼稚園というのは

お子さんにとって

家庭以外の初めての「社会」デビュー

 

パパママから離れ

お友達や先生 新しい環境に

無理なく慣れるために

1週間(園によって違うと思われますが)

入園当初は午前中の2時間からスタート

徐々に 園にいる時間を長くして

お昼寝もできる状態になったら

通常の保育時間となりますでしょうか

 

慣らし保育は

預ける親御さんも安心できるあり方だと思うのですが

 

仕事復帰するママには

慣らし保育期間から仕事に出るかどうか

ということを考えると思います

 

そのご家庭で

様々な考え方があると思いますが

 

会話の中で

「誰が慣らし保育のお迎えいくの?」

という話になったとき

 

旦那さんが

「出産後 育休を取らなかったので

(会社で取得できる空気ではなかった)

この際だから 慣らし保育の1週間は

僕が育休を取って慣らし保育の送迎をしようと思っています」

ということをお聞きした

 

「とるだけ育休」

と言われる中

「慣らし保育のための育休」

という目的がある育休の取り方も

1つのあり方だと思う

 

育休の目的に意識を合わせてくれる

パパの存在はありがたい

 

小泉進次郎さんのパパの育休取得が

話題になっていますが

 

男性(父親)の育休取得の

パターンはさまざまあります

 

この旦那さんの場合

バトンタッチ型

 

奥さんの仕事復帰と入れ替わりで育休取得

 

しかも生後10ケ月のお子さんと

過ごされる中で

おむつ交換や寝かしつけは

されてきたとのことで

慣らし保育の送迎や

ママが仕事から帰るまでは

パパが育児できる自信はあるという

 

よく奥さんと相談されてからの結論なんだと思う

 

このような

目的を持った育休の取り方に

同じ子育てをしてきた母として

喜びを感じずにはいられなかったことと

 

以前は

父親育休をとらせにくい空気があった会社

(いわゆる パタハラ)

にて 育休を取得を言い出しにくかった経験の話を聞きましたが

 

いざというとき

すなわち このご夫婦の場合は

慣らし保育の期間

自分の出番だと思い

勇気をもって育休取得に望んだそうです

 

小泉進次郎さんは

「空気を変える」

と仰っしゃっていますが

 

空気を変えるのは

こうした いざ というときの勇気だと思う

 

制度があっても使わない・使えないような雰囲気がある

というぐらい悲しいことはない

 

使うための制度

使うのに勇気がいるというのも問題でありますが

こうした いざというときの使い方も

空気を変えるために一石を投じていただいたと思う