12月29日

 

石川県で唯一の介助犬(ほじょ犬)

タフィー嬢


↑昨年 PTA活動の一環として

高校でバリアフリーの授業として

介助犬タフィーとユーザーの平野さんに

講義をしていただきました様子はコチラ

 

平野さんご夫妻とタフィー嬢との

お付き合いの中で

多くのことを学ばせていただいています

 

今年の挨拶周りの中で

平野さん宅にお邪魔してきました

 

そこには

 

 

タフィー嬢

 

御年 10歳ということで

いよいよ来年は 介助犬としての役割を引退されます

 

 

2009年にお仕事中の事故で

脊髄を損傷

それから車いす生活

一人では外出さえもできない体となった平野さんの

体と心のサポートとなったのが

タフィー嬢です

 

ドアを開けてくれたり

カバンからお財布を出してくれたり

具合が悪くなると奥さんを呼びに行ってくれたり

そして 何より

彼女が寄り添ってくれていることで

心の支えにもなる

 

ブッシュ元大統領がお亡くなりになったとき

棺にずっと 介助犬サリーが寄り添う写真が

世界で感動を呼ぶとともに

「介助犬」

の存在が知られることになりました

 

平野さん夫妻は

介助犬・ほじょ犬周知活動にも

力を注いておられ

小学校や様々な団体において

講演活動も行っています

(かほく市の小学校でも何度も講演されています)

 

介助犬の同伴拒否

(飲食店 タクシー 病院など)

というニュースを目にすることがありますが

それは

障害者差別解消法で不当な差別として禁止されています

 

まだまだ 理解と普及が伸びていない昨今

 

障害者の方の防災

という視点から

介助犬同伴の避難というのも考えていかなければならない

 

平野さんのお住まいの地域の川が

増水した時

これ以上水位が上がった時

どこに避難するのか

 

ワンストップで避難するところがあるのか

課題であるとお話をいただきました

 

おかげさまで

防災士に合格させていただきましたので

来年に向けて

平野さんご夫妻に

障害者の防災について

様々なご意見を伺ってきました

 

来年は 本市にて障害者の防災・避難所の視点から

講演していだけるとありがたいです

(平野さんは 金沢市の地区の避難訓練にて

障害者の防災についてもお話をされています)

 

そして

来年は タフィー嬢の引退を迎えるこということで

タフィー嬢への労い

老後生活が彼女にとって幸せでありますように

願ってやみません

 

平野さん タフィー嬢 良いお年を!