菜の花の沖縄日記
坂本菜の花
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菜の花の沖縄日記
1,760円
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珠洲市の女の子が
小5で 地元を離れ
高校生活を沖縄で過ごすことになる
その沖縄で見た女の子が感じたことを
赤裸々につづった一冊
この記事は 3年間 北陸中日新聞に連載され
沖縄テレビのドキュメンタリーで放送
そして 来年 映画化にもなるという
↑映画情報はこちら
12月6日
連合石川青年女性委員会等主催の
「12・8戦争をゆるさず平和を考え行動する会
2019年集会」
に参加
今年も司会という大役を仰せつかりました
明日 12月8日は 旧日本軍が真珠湾攻撃を開始した日
アジア太平洋戦争が勃発した日とも言えます
当時の労働組合は聖戦として協力をしましたが
多くの方々の犠牲と反省
女性たちは夫や子供を戦争に動員され犠牲になった
悲惨さ悲痛さから反戦の取り組みとして
毎年 行っている集会です
昨日も 会場の石川県地場産業センターには
沢山の方々がお集まりになられました
集会では
平和と戦争を考えるために
講話をお聞きしますが
今年は
菜の花の沖縄日記の著者
坂本菜の花さん
現在 珠洲市在住
映画のタイトルにある
「ちむりぐさ」
沖縄の方言で「胸を痛める」
ということです
それは 自分ごとだけでなく 他人ごともです
菜の花さんが紡ぎ出す言葉と
新聞掲載の記事には
ちむりぐさ
という言葉がふさわしい
それはなぜか
彼女は幼少期の辛い経験があり
小5で珠洲市を離れ一人で高校を卒業するまで
自立した生活をされていました
その先が「沖縄」
なぜ 沖縄の人がこんなに明るいのか
と思われたそうです
観光ではなく
そこで 生活する中で見えてきた
「戦争中の沖縄」
「米軍基地」
今でも 米軍のヘリコプターの部品が落ちてきたり
時には 墜落までしてくる
海の汚染でもある 辺野古の埋め立て
沖縄県民は怒りの中に「明るさ」を忘れないでいるという
それは なぜか
「闇を知っているから」
この言葉に 身につまされるものがありました
陽気な人はただ 陽気ではない
菜の花さん自身も 過去の闇を抱えていますが
今では前向きに沖縄ルポルタージュきっかけに
自分にできることは何かを
考え行動をされている
初対面で すぐに打ち解け合える雰囲気の彼女
それは
彼女も闇を知っているから
このお話には
わたしも「ちむりくさ」です
少女がみた沖縄の現実
女の子というフィルターをとおしての視点は
まじりっけなしのあるがままを見せてくれる
菜の花の沖縄日記を
購入しました
これから 折に触れて本の扉を開いて
明日の12月8日に向けて
平和と戦争を考えてみます