10月3日
南九州市 知覧特攻平和会館
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南九州市 文化財を利用した観光事業の
視察研修の会場がこちらでした
館内の視聴覚室で研修となりました
今回お世話になりました
南九州市さん
薩摩の小京都 知覧の
重要伝統的建造物保存地区をはじめとし
文化財を多く保持する町です
今回は
戦争体験を「記憶遺産」として
平和を願う意味を込めて建てられた
知覧特攻平和会館にて研修させていただきました
知覧と言えば知覧基地
戦時中の特攻作戦には知覧基地をはじめ
九州など各地の基地から
出撃していますが知覧基地が本土最南端ということで
全特攻戦死者1036名のうち
439名が知覧基地から出撃ということで
衝撃を受けてきました
文化財と言えど
悲しい実態に
戦争を知らない わたしたちですが
お話を伺った際 涙が自然と出てくるのは
特攻で戦死された方々の
気持ち または残された遺族のみなさんの
気持ちに寄り添える施設だからだと思います
北九州市が管理する 知覧特攻平和会館
館長さんも市の職員さんだそうです
年間 40万人もの方が訪れるという資料館
お話を伺うと
修学旅行生へのおすすめに力をいれているようです
子どもたちへ伝えたい平和
悲しいけれど 自ら命を落とさないといけない時代があったこと
どんなお気持ちで出撃されたか
考えただけで涙が出てきます
特攻隊員が残した
遺書 または 家族にあてた手紙が
ポストカードになっています
修学旅行生には 事前に
ポストカードを配り
こちらで 感じたことを書いて
保護者の方に知覧の消印があるはがきを
送るという 粋なシステムもあるそうです
修学旅行生だけでなく
はがきをうけとったご家族にも
平和を考えていただくようにしてあるそうです
お話をうかがったあと
ボロボロのゼロ戦見て また涙
永遠のゼロの世界です
記憶遺産というのは
わたしたちの心に何かを訴えてくる
当事者の気持ちを肌で感じ取れる
素晴らしい施設でした
会館前に黄色い彼岸花が咲いていました
わたしの息子と同じ年代の方が
特攻隊員として
出撃した事実
身につまされるものがあります
後世に伝えたいこと
こちらに来ると 肌で感じることができる