親心の記録

(支援者の方々へ)

 

というノートの存在を知りました


先日 大人の発達障害を明るく語る会

参加した時のお題が

 

「親亡きあと」

という課題でして

当事者の方や

また その親御さんらと

一緒に 意見を交わしてきました

 

その中で 新たな情報として

ご提供くださった情報が

 

「親心の記録」

というノートの存在

 

日本相続知財センターさんが

制作されたノートで

保護者が亡くなられた後

障害を持つお子さんが適切な支援を受けられるように

必要な情報を記入する

「親心の記録~支援者の方々へ~」

というタイトルがついたノートです

 

所謂

障害を持つお子さんの保護者の方が書かれる

エンディングノートとも言えると思います

 

わたしの元に

障害を持つお子さんの保護者の方から

〇自分が亡くなった後の子供が心配

〇子どもが一人で生きていけるのかと考えるとしんどい

〇早いうちに きちんと支援を整理しておきたい

などというご相談は実は多いです

 

わたしも人の親ですが

どんな親でも 自分が亡くなったあとの子どもに対する

心配は抱えることはあると思います

障害を持つお子さんの親にとってはなおさらのこと

 

障害がある方の生活を支えるシステムは

整えられつつありますが

まだ 親に負担がかかっているのは

体力も気持ちも実はあるという現実です

 

例として

コミニケーションをとりにくい

うちの息子の場合は

わたしが亡くなったあとの事務手続きなどできるかどうか

心配でもあります

(普通の方でも 大変な死亡手続き)

それを おくやみ課というワンストップで

手続きできるようなサービスができないだろうか

というお話も行政には提案させていただいております

 

もう一つ

子どもの特性を知っていただく

 

それは

「こどものトリセツ」

のイメージで

 

親亡きあと お子さんを支援してくださる方に

お子さんの特性をわかりやすく記入したり

遺されたお子さんが適切な支援を受けられるように

親の思いと願いが記入できるようになっています

 

お子さんの基本情報

突発的なトラブルがあったとき

誰に相談するか 連絡先

医療・支援者情報など

優先的に必要な情報を書き込めるというスタイル

(医療・福祉サービスを受け手帳のコピーなども

貼り付けておくと便利ですね)

 

あと 相続 遺言なども

この際 ノートを書きながら整理できることでしょう

 

このノートは

わたしも気になりまして

今日は 関係者にお電話いたしましたところ

喜んで寄贈してくださるとのこと

 

かほく市の福祉団体さんに

寄贈が決まりましたので

寄贈されましたら 必要な方に届きますように

こちらでもお知らせいたしますね

 

親として

エンディングノートを書きながら

気持ちの整理をしていくような

 

少しでも 保護者の方の

お気持ちが軽くなりますように