8月25日の朝刊に

大きく

「夜間中学」

について記載されていました

 

不登校などで学校に通えない状況の方への

学びの場 または 居場所の確保

文科省が来年度予算に

夜間中学校に関係する経費を盛り込むとのこと

 

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その昔 戦後の混乱期に

義務教育を受けられなかった方のために

学びの場として 全国に80校近く開校されていた

時期があったそうですが

現在は 31校まで減少(2018年調べ)

 

ですが

昨今では 千葉県と埼玉県に1校づつ新設したという

背景には

 

不登校で学校に通えなかった方や

外国人のお子さんなど

様々な理由で 義務教育を受けることができなかった

方々への 新たな居場所づくりといて

注目を浴びています

 

文科省は今後

都道府県に1校の新設を目指しているとのこと

 

わたしの中では

「居場所づくり」

というのが 前提であってほしいと思うのですが

 

#居場所 #居場所づくり

というワードが注目される中

 

なぜ 今 居場所なのだろうか

 

不登校のお子さんや

コミニティーに集う方々のお話を伺うと

 

わたしの中の勝手なイメージを拭う声が聞こえる

安心できるところとか

受容してくれる場かと思いきや

 

「役に立っていられる場」

「役割を感じられる場」

であるということ

 

つまり 必要とされたいという思いがある

 

それは

誰でも同じで

わたしだって

必要とされているだろうか?

と思うことがありまして

そう思うと・・・ネガティブになりやすいんですよね

 

自分の立ち位置 役割を見失った瞬間

社会との交わりを絶ちたくなるお気持ちもわからなくない

 

以前 不登校のお子さんと

お話をしたとき

こんなお話をしてくれました

 

理由はなんであれ

「学校に行けない自分は

家族に迷惑をかけていると思うと

なおさら 学校に行けない

申し訳なさから 引きこもってしまう」

 

なるほどな・・・

 

迷惑をかけている

という 負の役割に着目してしまうと

どなたでも

「穴に入りたく」なるであろう

 

しかし

学びたい気持ちはどこかにあるはず

 

繊細で個性的なお子さんたちが増える中

自分で学び方を

選択できる義務教育の在り方には賛成です

 

先日お話を伺った 麹町中学の校長先生のお話にも

「子供が自分で選んで学べるようなシステム」

を作ること

 

つまり 自律という人間形成

これから教育には必要だという

 

文部科学省の

夜間中学の予算について注目したいところです