文部科学省は

学習者用デジタル教科書 無償貸与で

効果検証の参加校を募集することになりました

 

障害や日本語指導が必要という事由がある

児童生徒が対象です

 

 

今年 4月1日より施行された

学校教育法の一部改正

一定の条件のもとで 

学習者用デジタル教科書の使用が可となったわけですが

それに先駆けて

 

文科省が学習者用デジタル教科書の

効果・影響を検証するための

「デジタル教科書の効果・影響等に関する実証研究事業」

 

発達障碍児に対する教育が一歩進んだなと思っています

 

 

タブレット パソコンを授業に持ち込みOK

にしている学校も増えてきています

(発達障害 学習障害のお子さんに限り)

 

それには クラスのお子さんの

了解が必要です

つまり カミングアウトすることと

発達障害への理解を得るということです

 

それも この

「デジタル教科書の効果・影響等に

関する実証研究事業」に対して

学校側への課題の一つだと思うのですが

 

うちの長男(AS+ADHD 現在 高3)

今まで タブレット パソコンを使って

授業には参加したことありませんが

 

学習面ではかなり難航しておりました

特に 文字を書くことは苦手

 

夏休みの宿題で 読書感想文は一番苦労しておりまして

毎年 キーーーーッ!となっておりましたが

(毎年 これで親子で苦労している・・・)

 

が・・・

今年はなぜか スラスラと書けている

 

自宅で パソコンのワード(文字カウント)を使い

キーボードを叩いて鼻歌歌いながら書いている

仕上がった作文は印刷して

あとで 原稿用紙に手書きで映すだけという

やり方をしています

 

本人に 聞きますと

「パソコン入力の方が書きやすい」

とのこと

 

理由は

文字カウントで あと何文字ってわかるから・・・

 

それ?

と思いますが

 

※文字を書くのも苦手で

原稿用紙に書いては消すという作業も

気が遠くなるという

 

発達障害の方は

「ゴールが見えないと不安になる」

ということがあるんですね

 

原稿用紙 〇枚分書きなさい

と言われても

 

それも彼らには抽象的で

〇枚分という理解が苦手

つまり 想像力が豊ではないので

 

〇枚分と言われても

どこで終わればいいかわからないですね

(文字が足りなかったら

〇枚分超えてもいいのか)

 

どなたでも

どこに向かうのか 着地点が見えない

ゴールが見えないというのは

怖いということあると思います

 

彼らには ミステリーの世界だと思う

 

それが 文字カウントを使うことで

自分なりに文字数(着地点)を決めて書くことで

安心して打ち込める

 

発達障害の方は

どこに向かうかわからないということに弱い

 

その 想像力の不足を補うのが

ITの力ではないだろうか

 

デジタル教科書や

タブレット パソコン授業持ち込みで

ITの力が彼らのサポートになる時代も近い

 

学習者用デジタル教科書 無償貸与で

効果検証の参加校を募集は

大変ありがたい事業ですが

 

本市の学校は参加されるかどうか

きいておりませんが

是非 ご検討いただきたいと思う

 

一歩進んだ教育を

そして

多くの方に 発達障害について理解をしていただくために