5月10日
今日も良いお天気ですね
のと里山海道 下り線
道の駅高松(里海館)
から 海に出ることができます
今日は 打ち合わせで
里海館を利用
地元 高松の農家さんと
農福連携についてお話を伺ってきました
打ち合わせを終えて
少し浜に降りると
何やら 柵が・・・
こちらは 動物を飼っている柵ではございませんで
ハマボウフウ
(浜防風)
というセリ科の多年草
現在では 砂浜の減少や乱獲により
かなり少なくなり希少な野草となってます
かほく市高松では
自生するハマボウフウを守る活動が
地域の皆さんで行われています
これは昨年の画像ですが
(6月末 高松海岸)
あと1か月もすれば 花が咲きます
こうして 道の駅高松前の浜でも
ハマボウフウの定植や栽培を行っておりますが
完全に囲われて
「箱入り娘」
状態で守られております
(ハマボウフウは和ハーブと言われていて
天ぷらなどで食べることができますが
囲いの中の守られたハマボウフウは取ってはいけません)
砂の飛散を防ぎ
海岸浸食を防ぐ役割があると言われる
自生する海浜植物
昨今は 何度見に行っても年々
浜が痩せてきている
海岸浸食の問題は
オールジャパンの課題
1年で1メートル海岸が後退していると言われていますが
ハマボウフウは
海岸浸食の問題提供をしてくださる
シンボルとして見えます
浜を追いやられた海浜植物を再生すること
道の駅高松では
自生する海浜植物を見ることで
わたしたちに何ができるか
考えさせられるかもしれません
今日も ハマナスは
大輪の花を咲かせていました
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