某課課長さんと

よく 議論するのは

 

それに「ストーリー」ありますか?

 

というお話

 

ビジネスにおいても

 

「ウリ」(売り)

というのがあると思います

 

何をウリますか?

そして

どのウリを買いたいと思いますか?

 

戦後の昭和 モノが不足していた時代は

モノが売れましたね

 

そして 平成という時代は

不足していた 情報が売れました

 

さて 昨今

モノも情報も簡単に手に入る時代

 

こう考えてみると

不足しているものが売れるのはでないかと

考えてみることがあります

 

不足しているものに対して

人は「付加価値」を感じるのではないでしょうか

 

NHKの朝ドラ

「まんぷく」を見ておりますと

なぜ モデルになった

インスタントラーメン創業者

安藤百福さんのストーリーが

そのまま 販売実績に反映されているのがわかりますね

「うまい やすい はやい」

を徹底してストイックに研究したあげくに

それが宇宙食にまでなるのですからスゴイです

 

かほく市のストーリーとしては

 

ひとつの例として 2004年に3町合併後

「定住促進」を掲げて

若い世代が住みやすい環境を整えるための

ストーリーとして

若者マイホーム取得奨励金

(↑こちら申し込み数1000件突破)

新婚さん住まい応援事業補助金

などという制度と

充実した 子育て支援策により

 

おかげさまで かほく市は人口増しております

赤ちゃんが生まれる数も

今年度(予定数)で 合併後最大の数になる予定

(初めて 4月~3月生まれる赤ちゃんの数が300人超えます

今まで300人超えたことなかったんです)

 

結婚をして 子供を産み育て

住みやすい町はどこか・・・

 

結婚 または 独立

というのは

人の人生というストーリーの山場

そこに必要なものをご提案させていただいている

 

ただ

短時間で作られたもの・思い付きは

ストーリーと言えない

 

AKBだって下積みが長かったワケですし

声優ブームも

長い声優という仕事に光が当たり始めたのも最近です

 

かほく市の定住促進策が実りを見せているのも

「続けている」ということかもしれません

 

時間をかけたこと に

ストーリー性として 

付加価値を求める時代なのかもしれません

 

議員も同じで

一般質問など 議場で発言させていただくとき

わたしは 思い付きの質問は致しません

 

必ず 定例会閉会後

3か月後行われる定例会に質問する内容を

すでに頭にめぐらせています

(長いものでは1年 半年 頭に漬け込んで寝かせている

案件もあります)

 

思い付きの質問に対しての

答弁も思い付きでしかないワケでして

 

思い付き同士のやりとりなんて

市民の方は興味ないですよね

 

それより 朝ドラ見ていた方がよっぽど

興味深かったりします

 

十分 考慮して 長く漬け込んだ案件の方が

答弁は丁寧で かつ 受け取りて側としては

喜ばしい答弁をいただけることが多い

 

某課長の口癖

「ストーリーがあるか」

 

これは わたしも頷けるところ

 

市民のみなさんが必要としているもの

不足しているものを

見極めて 肌で感じて 勉強して

ストーリーを自分なりに作ることで

「ウリ」にする

 

時代は「価値観」ですら

移ろいつつあります

 

昭和はモノ 平成は情報から

年号が変わる新しい時代は

「ストーリー」(歴史)へ

目に見えないものが(努力とか時間)が

大事な時代だと痛感しております

 

ビジネスにおいても

行政運営においても

どちらでもいえることだと思いますよ