先日(2月1日)

 

かほく市立志式後の

記念講演を立志を迎えた市内中学2年生と

一緒に聴いてきました

 

ミサワホーム北陸勤務

南極地域観測隊に4度も参加された

坂下 大輔さんの南極での経験談

 

興味深く拝聴いたしました

 

↑ペンギンの珍しい様子の写真まで見せてくれました

 

立志式の様子は↑こちら

 

坂下さんのお話の中で

「西堀栄三郎」

という方のお話が出てきました

 

第一次南極観測隊の隊長兼越冬隊長や

日本山岳協会会長などをお務めになった方

 

雪山賛歌ってご存知ないですか?

 

「雪よ岩よ 我らが宿り

俺たちゃ街には住めないからに」

という歌詞で有名ですが

 

作詞されたのが 西堀栄三郎さん

大学の山岳部時代 群馬県の嬬恋村の賀沢温泉で

冬場の雪で足止めされていた時に

退屈を紛らわせるために 

アメリカ民謡に歌詞をつけてみたというお話があります

 

退屈を紛らわせるための歌が

国民的ポピュラー曲になるという

ユニークな逸話があります

 

過酷な越冬や南極観測という

わたしたちの想像を超える世界を体験した人ですが

意外と 軽やかなな人なんだなと思いまして

 

少し西堀栄三郎さんを調べてみた

 

 

 

 

坂下 大輔さんの講話の中に

西堀栄三郎さんの名言を引用して

立志に向けたアドバイスは

 

「やってみなはれ」

 

だったんですね

 

その理解を深めるために

西堀語録が詰まった本をひも解いてみた

 

「新しいことをやろうと決心する前に

こまごまと調査するほど

やめておいた方がいいという結果が出る

 

石橋を叩いて安全を確認してから決心しようと思ったら

おそらく 永久に石橋は渡れまい

やると決めて どうしたらできるのかを調査せよ」

 

「とにかく やってみなはれ

やる前から諦める奴は

一番つまらん人間だ」

 

という西堀語録の中に

 

「軽やかさ」というものが見える

 

相手は大自然にもかかわらず

深刻に恐れさえ考えずに

 

ならば どうしますかね~

という臨機応変さも垣間見れる

 

恐れを持つと 確信に触れることが難しいと言われます

 

最近 SNSで

 

「つよい(確信)」

 

という使い方をするのを見ますが

 

確信することは つまり 「強い」こと

 

疑うということは 「弱さ」であるという理解

 

※これは自分に対してです

 

できるかな・・・

失敗したら・・・

間違えたら・・・

 

と思うと何もできませんねーという理解が

 

「とにかく やってみなはれ」

にあるんだと思う

 

わたしなんか 人生において

失敗だらけでして

今ではそれも 経験の一つとして理解できます

 

やってみなはれ

 

いい言葉だ

 

わたしも時に 足を止めてしまうこともある

(急に恐れがやってきて)

そんな時に 魔法の呪文かもしれない

 

「やってみなはれ」