12月7日
金沢市:フレンドパークにて開催
12・8戦争をゆるさず平和を考え行動する会
2018年集会
に参加してきました
参加というより 今回は司会者という
大役を仰せつかりまして
司会者席からのレポートになります
集会の講演は
加賀市 光闡防(こうせんぼう)
ご住職 佐野 弘明僧侶
12月8日と言いますと
旧日本軍が真珠湾攻撃により
アジア・太平洋戦争が勃発した日ですね
戦争の悲惨さ苦痛な思いをした経験から
時を超えて改めて平和を考えようという集会になります
昨日はお仕事帰り
お疲れの所 たくさんの方々に
お集まりいただきました
平和運動者である 故 アレン ネルソンさんと
親交が深かったご住職に
ネルソンさんが経験した戦争のリアルを
語っていただきました
元海兵隊員であった
ネルソンさんは北ベトナムで(ベトナム戦争)
多くの兵士や市民を殺害した経験から
帰還後はPTSD(ストレス障害)に
苦しんだ経験から
その「つぐない」なのでしょうか
「戦争と暴力」という講話を各地で講演されてきました
体験したものでしかわからないことがあると思います
時には思いだしたくないこともある
口にしたくないこともある
ですが それを伝えることが
「つぐない」であり
そして 自らを苦しめた PTSD(ストレス障害)からの
解放なのかもしれません
佐野さんは僧侶ですので
お釈迦様の教えから
戦争と平和 を 言葉にすると
「殺してはいけない
殺させてはいけない」
殺させてはいけない・・・
憲法9条につながる お釈迦様の教え
殺させる教育をするのが軍隊
それの教えに従順であったがゆえに
人間らしさを失う哀しみ
「なぜ 人を殺したの?」
上官に言われたから
この 言い訳を
佐野さんは 「依存だ」 と言います
自分に責任を取れるようになると
PTSDから解放されると言います
わたし達も反省しないといけないことがたくさんある
つい
「〇〇に言われたから」
誰かのせいにしたくなる
ネルソンさんは 亡くなる前に仰ったことが
印象的でした
「日本は戦後 ずっとPTSDだ」
それは アメリカに対して依存している
わたしたちは 向き合う必要があるのかもしれません
戦場で心が壊れて―元海兵隊員の証言
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12月8日
戦争と平和を考える日
昨日の集会に参加して
今日は こちらの本を手にしたいと思います
そして 考える
というより 向き合ってみたいと思います