子供が不登校になる

 

親として どんな心境なのでしょうか

 

ある不登校のお子さんとお話をさせていただいたときに

こんなことをご本人が言ってました

 

「不登校になる理由はさておき

行けない自分は こうして家にいることが

親に申し訳なくて また学校に行けなくなる」

 

罪悪感ですよね

 

罪悪感 とは

罪をおかした 悪いことをした

と言う気持ちの事ですが

 

学校に行けないことに罪悪感を感じ

また 外に出ようとしないという

スパイラルが有ることを知りました

 

逆に 学校に行きたくないお子さんを

休ませてしまったという罪悪感をお持ちの親御さんも

いると思うんですね

 

現在 高2の息子(AS+ADHD)は

繊細すぎまして 小学校・中学校と度々

学校に行けない時期がありました

(不定期に)

最初に 不登校になったのが小学5年生だったと記憶しています

その時 わたし自身も

息子を守れなかった

学校に行かすことができない親だと

罪悪感でいっぱいでしたが

 

時を経て・・・今現在(17才)の息子に聞いてみた

学校に行けない時 どんな心境だった?

 

彼は

「学校に行けない理由よりも

学校に行けなかった罪悪感が大きかった」

 

そうか・・・

 

そして 次にもう一つ質問してみました

どうしたら学校に行けるようになると思う?

 

「第三者に相談すること

ただし スクールカウンセラーじゃダメ

なぜなら スクール(学校側)の立場の人だから」

 

なるほど・・・

 

学校側の立場だという 彼の認識

 

学校でおこった問題は

学校側の立場の方に相談するのはフェアじゃない

と言う理解なんですね

 

スクールカウンセラーさんは

学校の立場ではないとしても

子供は「スクール」と名前がつく

そして 学校という枠組みの中に存在する

カウンセラーだという認識だから

利用したくないという気持ちがあるのか

(あたなが悪いとか また責められるかもという思い込みがあるのかもしれません)

 

確かに・・・

第三者 つまり 客観的に

公平に見てもらえる 相談しやすい

まったく 学校も親とも関係ない存在と

話をするのが 理想なのかもしれません

 

スクールカウンセラーさんと言うお仕事

ありがたい存在だと認識していますが

 

いじめ・不登校 大幅に増える。昨年度の学校調査結果

↑こんなニュースもあります

 

文部科学省では

スクールカウンセラーさんを増やすと言ってますが

増やすだけで解決するものなのでしょうか

 

これは あくまでも

わたしの息子の意見ですが

カウンセリングシステム 

ありがたい

 

しかし こんなパターンで相談もできない

拒否をする子もいるわけでして

 

もしかすると相談することすら

学校に迷惑をかけると罪悪感で相談できない子や親も

いるかもしれませんね

 

そこは 増やすということでなく

まだ違う カウンセラーさんのかあり方もあってもいいのでは

ないだろうか・・・