正義をもたらす最大の実りは

心の平静なり

@エピクロス

 

何事も 動揺しないことが

「実り」

であると ギリシャの哲学者エピクロスは言いました

 

 

 

ささいなこと

ちょっとしたことで

わたしたちは動揺してしまします

 

その場から逃げようとします

誰かのせいにしたくなります

無理強いして なんとかしようとします

 

これは

「抵抗」

ということなのかもしれません

 

 

実 の 対義語を調べてみると

面白いんですよ

 

実 ⇔ さや

つまり 実を隠している 覆う殻のことですね

 

そして もう一つの対義語が

 

実 ⇔ 虚(嘘)

 

 

ということはですね・・・

 

動揺して 慌てて

向き合わない 逃げる 誰かのせいにする

違うと抵抗する なんとかへし折ろうとする

と言う行為は

 

実りではないということ

 

よく いろんな集会やお祝いの場に出席しますが

祝辞の結びに 

「ご参集のみなさまにとって

実りある・・・・」

なんて言いますが

 

実りあるには

向き合うことが必要だということです

 

 

日本語って

面白いですね

 

実りある

実 という漢字は

 

事実の「実」

 

事実 = 実際に起こったこと

に対して 動揺せずに向き合うことが

実りある解決に向かえるという理解であると

わたしは思うのです

 

市民相談では

みなさんのさまざまなご意見や悩み事を聞いておりますが

どなたも 事実と向き合い

解決したいお気持ちをもって

お話してくださります

 

誰かがどうにかしてくれる

ということでもなく

問題に向き合うということは

事実を受け入れたことであり

ご立派なみなさんだと思う

 

ですので

その際は わたしの事実という経験の中から

あらゆる方向性を共に探します

 

経験したことないことをですね

机上の空論でお話してても解決できないんですね

 

知らないことは

経験をしにいく・・・

(今朝も 市民の方の要望で

宇野気駅前の交通渋滞調査と見守りしてきました)

 

実りの秋 と言います

かほく市内を散歩すると

様々な「実」を目にします

 

自然は そして 植物は

あるがままを受け入れてまでも

(風雪 気象状況)

豊かな実りをわたしたちに与えてくれる

 

人間も同じ自然の生き物である

抵抗することなく

受け入れてこそ 豊かさがあるのかもしれない

 

エピクロスの本を

読んだ一文より

感じたことを書かせていただきました