11月5日
 
平成30年度 河北郡市議員研修会
(かほく市 津幡町 内灘町)
に参加してきました
 
会場:かほく市産業文化センター
 
今回は
石川県 県政出前講座といたしまして
危機対策課の方を講師として
「地震・津波・風水害などの自然災害対策」
県民交流課の方を講師として
「災害時のボランティア活動」
と題しまして 2つの講義を受けました
 
 
 
今年は 大雪 大阪北部地震 西日本豪雨災害
北海道胆振東部地震など災害に見舞われることが
多いことから防災意識が高まる今日この頃
 
災害についての種類やメカニズムから
災害時の助け合いについて
自助 共助 公助の理解
 
そして
 
災害ボランティアについてのお話いただきました
 
わたしの中で今年 一番記憶にあるのは
西日本豪雨災害で
岡山県倉敷市真備に
災害ボランティアをさせていただいた経験
 
その際に体験したこと
目にしたこと
災害ボランティアの重要性を肌で感じたことでした
 
法律には
災害対策基本法において
平成25年に 初めて法律上で
「災害ボランティア」との連携が明文化されました
 
ボランティアを受け入れる
ということの重要性
 
復興に向けた動きに対して
災害ボランティアの必要を国が認めたということなんですね
 
だから今 問われるのが
「受援力」

 

 

受援力をわかりやすく解説している本です

 

「助けて」と言えない 私たち日本人

 

遠慮というのが ある意味

美しさと思い込んでいる部分がありますが

子育て支援も災害支援も

孤独死 引きこもり DV 児童虐待

さまざまな

社会問題がありますが

 

受援力を育てる必要性があるということです

 

反依存

という言葉がありますが

まさに 受援力の乏しさを言います

 

「欲しいのに 欲しいと言えない」

 

手を借し出そうとしても

手を借りたい人が受け入れる力がない

と言うのが問題です

 

災害時においては

災害ボランティアセンターの開設について

 

これは 9月議会で わたしが一般質問しております

※11月1日発行 かほく市議会だよりを参照ください

 

体制が整っていないと

受け入れられないワケです

 

かほく市では社会福祉協議会産を中心に

災害ボランティアセンターを災害時に開設します

その場所が適切であるか

訓練が行われているか

災害ボランティアセンターの存在の周知啓発はしているか

などを問うたわけですが

 

まさに 県の職員さんが言われる

 

「受援力」

受け入れる力が問われると思う

 

自然と言う災害に私たち人間は小さきものですが

その度にわたしたちは強くなる

今 強くなる必要があるところが

 

受け入れる力

これは納得でございまして

実際にボランティアを経験したものとしては

ありがたい話でした

 

災害だけでなく

困りごとは

「助けて」

と言う力をわたしたちは育てていくこと

学ばせていただきました

 

ハードからソフトへ・・・

最近の災害対策は 

ソフト重視に見えてきています

 

最後は 人間力ですね